前回ご紹介した「通知センター」ですが、通知されるアプリを選びたい、音やバイブの設定を変更したいなど、使っているうちに様々な要望が出てくることと思います。今回はそうした通知の細かい設定方法をご紹介します。

通知をカスタマイズ

何でもかんでも通知されるとちょっと多すぎる、という場合にはアプリごとに通知のオン/オフや、サウンドなどを使い分けましょう。細かい設定は「設定」→「通知」から行います。それぞれの機能は下記の通りです。

「設定」から「通知」の画面を開く

それぞれの機能は下記のとおり

1)おやすみモード

通知のサウンドを一斉にオフにする機能です。会議中や静かにしたい場所でも便利。ただし、電話の着信も鳴らなくなってしまうので要注意。「着信を許可」でアドレス帳の「よく使う項目」またはグループを指定しておけば、その人からの着信だけ鳴るように設定できます。

時間指定で自動的におやすみモードにできる

「設定」画面から手動でオン/オフすることも可能

2)Appを並べ替え

通知センター画面上のアプリの並び順を変えることができます。「手動」なら下にある「通知センターで表示するApp」に並んでいる順に表示。右上の「編集」をタップするとアプリの並びを替えられます。「時間順」なら上から新着順に並びます。

「通知」画面右上の「編集」をタップ。ドラッグ&ドロップで順番を替えられる

3)通知センターで表示するApp

通知センターのオン/オフや通知件数、サウンドなどを各アプリごとに指定できます。「通知のスタイル」は通常は「バナー」でOK。「ダイアログ」は表示された通知を確認するまで画面から消えません。「Appアイコンバッジ」は、アプリのアイコンに表示される赤マル数字のこと。通知センターを見なくても、アイコンに表示された数字で新着情報があることが分かります。

ちなみに、「通知センター」をオン/「通知のスタイル」を「なし」にしておくと、画面は邪魔されず、かつ通知センターから即確認できるので、受信が多いメールアカウントなどにおススメです。

アプリごとの通知機能設定画面。活用度に合わせて通知の機能をカスタマイズ

4)通知センターで表示しないApp

通知センターをオフにしたものは「通知センターで表示しないApp」に入っています。

メールはアカウントごとに設定が可能

「メール」についてはアカウントごとに通知センターのオン/オフや通知サウンドを設定できるようになっています。受信の多すぎるアカウントは通知のスタイルを「なし」にしておけば、操作中にバナー表示で邪魔をされずに済みます。

メール受信の通知オン/オフや通知音の種類はアカウント別に設定が可能