前回はiPhone 5s/6シリーズの指紋認証機能(Touch ID)を使ってiPhoneのロック解除をする方法を紹介しましたが、Touch IDには他にも活躍できる場所があります。App Storeでアプリをダウンロードしたり、iTunesで音楽や映画を購入する時は、通常パスワードの入力が求められますが、これを指紋認証に置き換えることができるのです。

iTunes & App Storeに指紋認証を設定

App Storeでアプリをダウンロードする時、「入手」ボタンをタップするとApple IDとパスワードの入力画面が表示されます。IDはすでに入力されているのでパスワードだけ……なのですが、面倒なものですよね。

アプリをダウンロードする時に、Apple IDのパスワード入力画面が表示されます

そこで、このパスワード入力を指紋認証に置き換えるよう設定します。

「設定」→「Touch IDとパスコード」を選択

パスコードを求められたら入力

「iTunes & App Store」をオンにする

この画面が出たらApple IDのパスワード入力し、OKをタップして完了

iTunes & App Storeで指紋認証を使う

一度設定すれば、あとはパスワードでなく指紋認証でiTunes StoreやApp Storeからダウンロードができるようになります。

App Storeでアプリを選び、「入手」→「インストール」ボタンをタップ

この画面が出たら、ホームボタンに指をタッチ

指紋認証されるとダウンロードが始まります

iTunes Storeで音楽や映画を購入する場合も、同様の手順で使用できます。