子供にスマートフォンを使わせ、ゲームの課金アイテムなどで高額の請求が発生してしまう事例を、これまでに報道などで耳にした方も多いのでは。iPhoneでは、新しくファミリー共有に導入された「承認と購入のリクエスト」機能により、子供がコンテンツのダウンロードや購入をする際、保護者(管理者)の端末からの承認が必要になります。適切に活用して、誤ったコンテンツ利用を未然に防ぎましょう。

未成年者のIDに「承認と購入のリクエスト」を設定

子供がアプリ・音楽等をダウンロードする際や、アプリ内課金を利用する際に、保護者へ承認リクエストが送られる機能は、下記の手順で設定します。なお、子供のApple IDをファミリーメンバーに登録する方法は、こちらの記事でご確認ください。

「設定」を開き、「iCloud」→「家族」の順にタップ

家族の名前を選択し、「承認と購入のリクエスト」をオンに

ファミリーメンバー設定の際に親の端末から13歳以下の子供のIDを新規作成している場合は、この設定が自動的にオンになっています。

購入のリクエストと許可の手順

承認リクエストの送信と許可は次の手順で行います。無料のアプリやコンテンツを利用する場合も同様の手順が必要です。

【子供】アプリや音楽をストアで選び、「金額ボタン」→「購入」をタップ

【子供】子供のApple IDのパスワードを入力

【子供】「購入する」→「承認を求める」をタップ

【子供】承認リクエストが送信されました。なお、「直接承認する」をタップして、保護者がこの端末上で承認を行うことも可能です

【保護者】承認リクエストが届いたらメッセージをスライドして確認

【保護者】ロック画面の通知が消えてしまった場合は、通知センターから開いてタップします

【保護者】「購入する」または「拒否する」をタップ

【子供】承認されるとダウンロードが可能になります

アプリ内購入や、無料アプリ/コンテンツの場合も承認が必要です