第43回 iPadでApple Payってどう使う?
このところiPadに関しては新たなトピックもないまま。しかーし、このまま忘れ去られるわけにはいかない!iPadは便利なんだ!とiPadian的には叫びたい。さて便利、といえば最近のiOSのトピックは……やっぱりApple Payかー。
Apple Pay、使ってますか?今年のiPhone 7登場と時期を同じくして日本に上陸した、アップルが主導する電子決済システム。iPhone 7シリーズを持っていればクレジットカードを追加してQUICPayかiDで支払いができるようになるし(カードの種別による)、Suicaを入れておけば鉄道はもちろん、Suicaに対応するコンビニやお店でも支払いができるようになる。
かく言うiPadianもiPhoneは7 Plusを購入してSuicaは導入済み。お店でも「チャリーン」っていう音が気持ちいい! てか今までSuica入れるためにカード内蔵型のケースを探して使ってたのが必要なくなったのもとても楽ちんなわけで。
さてそのApple Pay、iPadでも対応できるんだけど、果たして何に使えるの? まさかiPad Proを自動改札機につけて通る日が、なんて(もちろん通れません)。
実はiPadでApple Payを活用するには、ネットショップを利用するのだ。
Apple Payに対応したネットショップがある。旅行サイトの「じゃらん」、全国の映画館「TOHOシネマズ」、近隣の出前可能な店舗を利用できる「出前館」など、現在利用できる数はそんなに多くない。しかしこれらのサイトはApple Payに対応していて、iPadからでも指紋認証だけで利用できるというわけ。
ちなみにiPadへのクレジットカードの登録はiPhoneとは少し異なっている。iPadには「Wallet」アプリがないため、「設定」の中にある「WalletとApple Pay」を開いて「カードを追加」を選択。カメラをカードに向けると自動的にカード番号と利用期限などを読み取って登録される。ちなみにiPhoneにすでに登録されているクレジットカードをiPadにも登録することも可能になっている。
さて登録が終わればApple Payが利用可能だ。Webサイトやアプリから品物を選び、支払いにApple Payを選択できるようになる。Apple Payにカードが登録されるまでは、Apple Payボタンは表示されないようだ。
まだ利用できるサイトが多くないが、これからサービスが増えてくれば活用の機会は増え、便利になるだろう。iPhone 7シリーズじゃなくて残念ーと思ってる人はiPadにApple Payを登録してドヤ顔してみよう。