第39回 Apple Pencilをもっと活用したいぞ
長らくのご無沙汰でしたがiPadianは元気にあちこち(台湾とかー大阪とかー高知とかー)飛び回ってます。最近はMacBookじゃなくてiPad Proだけで旅に出ることも多くなり(主にゲームのせい(笑))、いずれMacは必要なくなるんじゃないかとか思ったり、思わなかったり。
てことで仕切り直しであります。
さて、iPad Proの特徴とは何かと考えたときに、やっぱり「Apple Pencilが使えること」と答えるのが正しい。iPad Air 2でもminiでも使えないわけだから、これは当然のこと。ただApple Pencilを活用できるアプリは? と言われると、まだまだ数も少なく、十分とは言えないレベルだ。
それでも現在、App Storeを見てみると「Apple Pencil 対応で機能強化」というコーナーができてる! これは内容を確認してみないわけにはいかないよねと。
「MyScript Nebo」で手書きメモ
まず最近登場したメモアプリ「MyScript Nebo」は、Apple Pencil必須といえるアプリで、手書きに特化した使い勝手が魅力だ。
まず普通に手書きでメモを書くとそのまま手書き文字が記録されるが、同時に日本語認識を行ってくれてテキストに変換できる。書いたものをダブルタップするとテキストデータに変換される。
画面を指先で長押しするとメニューが表示され、カメラで撮影したり画像を挿入したりとオブジェクトを利用できる。
例えば「スケッチ」を選んでみよう。スケッチエリアが表示され、この中には手描きでイラストなどを描くことができる。
「ダイアグラム」を選ぶと手描きでこんな図表を書くことができ、さらにダブルタップで綺麗に清書がされる。
他にも数式を清書することなども可能。まだ少しバギーなところもあるが、手書きとテキストデータが混在できたり図表を清書できるのは便利。もうちょっと安定すれば定番メモアプリとして使えそうだ。
無料お絵かきアプリ「アイビスペイントX」
iPad Proに対応したお絵かきアプリは色々出ているが、今回は「アイビスペイントX -無料 お絵かき イラスト ペイント アプリ」を紹介しよう。
トップページからマイギャラリーを選び、「+」ボタンからキャンバスサイズを選んで描き始める。ここで写真から読み込んで下敷きにすることもできる。絵心のないiPadianとしては、写真をなぞる形で描いてみたい。
線画抽出機能で背景になる写真をモノクロにして、レイヤーボタンでレイヤーを増やしてから色を着けていこう。ペンは最初に使えるもの以外に、広告を閲覧することで使えるようになるペン先がある。
絵心が全くないのでどうしても上手にはならないが、ちょっとした鉛筆画みたいなものにはできた。実物を見て描くよりは写真をなぞって描ける分、少しは見られるものができた(ような気がする)。
Apple Pencilに対応した「Camera+ for iPad」
「Camera+」は昔からある定番iOSカメラアプリだが、iPad用はApple Pencilに対応している。フィルターの適用範囲をApple Pencilで効果的に指定できるのが特徴だ。
撮影した写真に対してフィルタを選択すると、基本的なフィルタが適用される。ここで右側のブラシをタップすると一旦適用が解除され、Apple Pencilでなぞった部分だけにフィルタの指定をし直すことができる。
複数のフィルタをかけることもできるので、片方は基本の画作りをして、部分指定したいところをApple Pencilを使うのが良いだろう。
iPad Proに適したアプリはまだまだある。次回も幾つか紹介していこう。