健康を維持する秘伝のレシピを伝授します
どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!
購入後、葉と根を別々に保存「カブ」
旬は4~6月、10~12月。葉が青々として、肌にはツヤがあり、ひび割れがなく形のよいものを選ぶとよい。葉が根の水分を吸い上げてしまうので、購入後は、葉を切り落として別々に保存しよう。栄養素も葉と根では異なる。根はビタミンCや消化酵素のジアスターゼを含み、葉は緑黄色野菜として、ビタミンC、カロテン、鉄、カルシウムなどを含む。アクがないので、生のままサラダでも美味しい。関東では小さくて白いものを漬物や味噌汁にして食べるのが主流。いっぽう関西では、柔らかい中カブや大カブを煮物によく使う。
肌にはツヤがあり、ひび割れがなく形のよいものを選ぶとよい |
たことカブの桜酢浸し
血圧を正常に保ち、高血圧が原因となる血管障害を防ぐタウリンを豊富に含むたこ。消化酵素であるジアスターゼを含むカブと組み合わせて消化吸収を促進。桜の香りに季節を感じる一品。
【病態】高血圧、肝機能向上
【栄養素】たこ:タウリン、カブ:ジアスターゼ(消化酵素)
【栄養価(1人分)】エネルギー:66Kcal、たんぱく質:9.1g、銅:0.19mg
【ジャンル】主菜
順番 | 材料 | 量 |
---|---|---|
1 | たこ(ゆで) | 80g |
2 | カブ | 1コ |
●つけ酢 | ||
3 | 桜の塩漬 | 2コ |
4 | 塩 | 小さじ1/2 |
5 | 酢 | 小さじ2 |
6 | みりん | 小さじ2 |
作り方
(1) カブは茎を1cm残して切り、よく洗って皮ごと八つ割りにする
(2) たこは食べやすい大きさに切る
(3) つけ酢の材料を合わせ、(1)(2)を加えて15~20分味をなじませる
(4) 器に盛り、桜の塩漬を添える
(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。