健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

うなぎの豆板醤炒め

食後の高血糖が気になる人にお勧めできる、うなぎの食べ方を紹介しよう。うなぎの蒲焼きに熱湯をさっとかけ、表面の甘いたれを軽く落とす。こうすることで、糖質とエネルギーを大幅にカットできる。味の物足りなさを補うためにピリリと辛い豆板醤を加えよう。食物繊維たっぷりのレタスに包んでいただけば、糖質の吸収も緩やかになり、食後の急激な血糖上昇を防ぐことができる。レタスでボリュームを高め、満腹感を誘う一品だ。

夏のビタミン補給をサポートする「うなぎ」

うなぎは、内臓、皮膚、目などを健康に保ち、免疫力を強化してくれるビタミンA、疲労回復に欠かせないビタミンB1、活性酸素から体を守るビタミンEなどを豊富に含む。夏のビタミン補給を強力にサポートしてくれる食材だ。また、ミネラルも豊富で、中でもインスリンの構成成分となる亜鉛やカルシウムなど、糖尿病の気になる方には嬉しい栄養素をたっぷり含んでいる。

【病態】糖尿病
【栄養素】うなぎ:亜鉛、カルシウム、レタス:食物繊維
【栄養価(1人分)】エネルギー:166kcal、ビタミンE:7.3mg、カロテン:2939μg
【ジャンル】副菜

材料(2人分)

食材
1 うなぎの蒲焼き 100g
2 大さじ1
3 豆板醤 小さじ1
4 レタス(4枚) 120g
5 白髪ねぎ(千切り) 20g

作り方

(1) うなぎの蒲焼きは、4~5cmの長さの細切りにする。ザルに並べ、熱湯をかけながら表面の甘いたれを流し落とす

(2) フライパンに(1)のうなぎと酒、豆板醤を入れ、火にかける。うなぎに味を絡ませながら、汁気がなくなるまで火を通す

(3) 器にレタス、白髪ねぎ、(2)を盛りつける。レタスで白髪ねぎとうなぎを包んでいただく

(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。