健康を維持する秘伝のレシピを伝授します
どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!
肝機能をアップするには
まずは肝臓を構成する栄養素であるたんぱく質を肉、魚介類、卵、大豆製品などから十分に摂るようにしよう。さらに肝機能をアップするには、肝細胞の再生を促進するタウリンをはじめ、肝細胞を過酸化脂質から守る働きのあるビタミンE、海藻の粘り成分であるフコイダンを摂取するのも効果的だ。また、アルコールだけではなく甘食や主食、果物などからによる糖質の過剰摂取は脂肪肝の元となるので注意したい。
今回の料理は、良質なたんぱく質とタウリンを豊富に含むいかとフコイダンたっぷりのがごめ昆布を組み合わせており、肝臓に優しい一品といえる。
いかときゅうりのがごめ昆布酢
いかの甘みときゅうりの歯ごたえをがごめ昆布(北海道・室蘭から函館方面に広がる噴火湾で採れる粘り気の強い昆布)の粘り気で包んだ料理。さっぱりした喉越しは、お酒のおつまみにもぴったりだ。肝機能の向上効果が期待されているフコイダンをがごめ昆布から、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを減らすビタミンCをきゅうりから効率よくいただこう。
【病態】肝機能アップ
【栄養素】いか:タウリン、きゅうり:ビタミンC、がごめ昆布:フコイダン
【栄養価(1人分)】エネルギー:54kcal、食物繊維:3.8g、塩分:2.5g
【ジャンル】副菜
材料(2人分)
食材
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1 | がごめ昆布 | 2枚(20g) |
2 | いかの胴(するめいか、刺身用) | 60g |
3 | きゅうり | 1/2本(50g) |
4 | 酢 | 大さじ2 |
5 | うすくち醤油 | 大さじ1 |
6 | 生姜の絞り汁 | 小さじ1 |
作り方
(1) がごめ昆布は、ぬるま湯に15分ほどつけた後、4~5cmの長さに細切りにしておく
(2) いかの胴も4~5cmの長さに細切りにしておく。きゅうりは縦半分に切ったら、さらに斜め薄切りにする
(3) ボウルに(1)(2)を合わせて、4~6の調味料を混ぜて味付けをする
(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。