健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

あさりの鉄分を美味しくいただく

あさりは、タウリンなど何種類ものアミノ酸を含み、肝臓機能を強化する栄養素が豊富。鉄分もたっぷりで、ビタミンCと一緒に調理すると吸収率がアップする。あさりは年中出回っているが、春から初夏が旬。身もふっくら、うま味も格別だ。豆乳は豆腐と同様、たんぱく質を手軽にとれ、しかも低カロリー。腸の善玉菌のエサとなるオリゴ糖も豊富で、お腹の働きを整える働きもある。

鉄分もたっぷりで、ビタミンCと一緒に調理すると吸収率がアップ

あさりたっぷり豆乳チャウダー

うまみたっぷりのあさりを豆乳のコクでさっぱり楽しめる一品。浮き実のパセリもたっぷり加え、鉄分の吸収率をおいしくアップ。牛乳とはひと味違う豆乳のうま味とコクは、あっさり個性的なテイスト。あさりの量はお好みでプラスして、鉄分不足を美味しく補いたい。

【病態】貧血
【栄養素】あさり:鉄、B12、パセリ:ビタミンC、葉酸
【栄養価(1人分)】エネルギー:155kcal、:8.8mg、ビタミンC:10mg
【ジャンル】副菜

材料(2人分)

順番 材料
1 あさり(砂抜き) 400g
2 たまねぎ(小) 1/2個
3 セロリ 50g
4 にんじん 30g
5 豆乳(無調整) 150cc
6 150cc
7 コンソメ(顆粒) 小さじ1/2
8 少々
9 粗挽き黒こしょう 適量
10 パセリ(みじん切り) 大さじ2
11 白ワイン 大さじ3
12 オリーブオイル 小さじ1

作り方

(1) たまねぎ、にんじん、セロリは1cm角切りにする

(2) 鍋にオリーブオイルを熱し、(1)を炒め、水、コンソメを加えて野菜が柔らかくなるまで煮る

(3) あさりは殻をこすり合わせてよく水洗いし、白ワインとともに別の鍋に入れてふたをして火にかけ、あさりの口が開くまで加熱する。あさりを取り出し、茶こしなどで煮汁をこして(2)に加える

(4) (2)に豆乳と(3)のあさりを加え、塩、こしょうで味を整える

(5) 器に盛り、パセリを散らす


(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。

写真提供:デザインエクスチェンジ株式会社