健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

生命力の強い「アスパラガス」

グリーンアスパラガスは緑黄色野菜の一種で、葉酸、食物繊維を比較的多く含む。一方、発芽した後に盛土をして日光に当てずに育てたものがホワイトアスパラガス。ヨーロッパでは春を告げる野菜として人気の野菜だ。アスパラガスは、疲労回復や新陳代謝を促すアスパラギン酸をはじめ、ビタミンC、Eを含み、利尿作用により腎臓や肝臓の機能回復にも効果があるといわれている。早春の3月、九州から出まわり始め、6月中旬から北海道に出まわる。

生命力旺盛なグリーンアスパラガス

アスパラガスと豚肉の黒酢ソテー

【病態】疲れをためない、スタミナアップ
【栄養素】豚肉、玉ねぎ、にんにく:ビタミンB1、アスパラガス:アスパラギン酸、黒酢:クエン酸、豆板醤:カプサイシン
【栄養価(1人分)】エネルギー:188kcal、ビタミンB1:0.85mg、ビタミンB2:0.22mg
【ジャンル】主菜

冬から春の目覚め時におすすめしたい一品。太陽と大地の恵みをたっぷり受けて生命力旺盛なグリーンアスパラガスを豚肉とともに美味しくいただく。豚肉と玉ねぎのビタミンB1がダブルでエネルギー代謝を促進。黒酢のクエン酸も加わり、さらにスタミナアップ! 美味しくリフレッシュしよう。

材料(2人分)

順番 材料
1 豚もも肉 160g
2 グリーンアスパラガス 3本
3 新玉ねぎ 1/2個
4 にんにく(みじん切り) 小さじ1/2
5 豆板醤 小さじ1/2
6 A 黒酢 大さじ2
7 A 水 大さじ1
8 A しょうゆ 大さじ1
9 A かたくり粉 小さじ1
10 塩・こしょう 少々
11 ごま油 小さじ1

作り方

(1) 豚肉は食べやすい大きさに切り、塩こしょうで下味をつける

(2) グリーンアスパラガスは根元の堅い部分の皮をむき、3~4cmの斜め切りにする

(3) フライパンにごま油、にんにくのみじん切りを入れて火にかけ、にんにくの香りが出てきたらすぐに(1)と豆板醤を加えて炒め、豚肉に火が通ったら(2)を加え、さっと火を通す

(4) 予め合わせておいたAを一気にまわしかけ、全体に味をなじませる

(注)このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。

写真提供:デザインエクスチェンジ株式会社