健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

肉質は柔らかく身が割れやすい - 鰆(さわら)

さわらは日本近海でほぼ一年中獲れる魚だ。旬の時期は獲れる場所で少しずつ異なり、関西や瀬戸内海では5~6月ごろ春漁が行なわれるため、春の使者と呼ばれる。一方、関東や駿河湾などでは冬に水揚げされる。肉質は柔らかく身が割れやすいので、切り身にする際は厚めに切るとよい。

鰆(さわら)のアクアパッツァ

さわらは脳細胞の活性化に有効なDHAや動脈硬化や血栓を防ぐ効果のあるEPAを豊富に含んでいる。表面はぱりっと、中身はホクホクに焼いて、フライパンに残ったさわらの魚油はソースに使い無駄なく美味しくいただきたい。

【病態】血液サラサラ(動脈硬化症予防)
【栄養素】さわら:DHA、EPA
【栄養価(1人分)】エネルギー:245kcal、塩分:0.7g、n-3系多価不飽和脂肪酸:1.68g、ビタミンC:45mg
【ジャンル】主菜

材料(2人分)

食材
1 さわら(切り身) 2切(200g)
2 少々
3 こしょう 少々
4 ミニトマト 6コ
5 パプリカ(黄) 1/2コ
6 にんにく(みじん切り) 1かけ
7 アンチョビ(細かくさく) 1切
8 オリーブオイル 大さじ1
9 白ワイン 50ml
10 50ml
11 イタリアンパセリ(みじん切り) 適宜

作り方

(1) さわらに塩、こしょうで下味をしておく

(2) フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを入れて香りが出るまで炒め、(1)を入れる

(3) (2)に白ワイン、水、アンチョビ、ミニトマト、一口大に切ったパプリカを加え、野菜に火が通るまで蒸し焼きにする

(4) 皿に盛り、イタリアンパセリをふる

(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。