新築やリノベーション……家づくりに挑戦した人はどんな家に住んでいるのだろうか。こだわりの家をのぞいてみよう。今回紹介するのは、愛知県の「重ねる家」。
information
・物件名: 重ねる家
・場所: 愛知県
・世帯構成: 夫婦2人・子供2人
・建築合計費: 2,000万円台
・坪数: 115.32平方メートル(34.9坪)
・設計者から: 「『ダイニングの床は畳とちゃぶ台がある和式にしたいけれど、かっこいい家に住みたい』という強い要望がありました。外観・内観全体に特徴がある家で、特にLDKへのこだわりポイントは見どころです」
ポイント1: 床座のダイニングスタイル
床座での食事スタイルが希望だったので、キッチンに立った人の目線が座っている人と同じ高さになり、より会話が弾むようにデザイン。床レベルを調整した。
キッチンの床を下げるのではなく、ダイニングスペースの床を上げることで床レベルを調整した。
ポイント2: LDKの中の階段
室内で圧迫感を感じさせないよう、LDKの中に設置する階段としてストリップ階段をセレクト。浮いているようなデザインにすることで、オブジェのような階段とした。
ポイント3: 家事動線の簡略化
キッチンでの洗い物から、洗面脱衣室での洗濯、洗濯物を外に干すまでの一連の動線がコンパクトになるように計画した。
著者プロフィール: フリーダムアーキテクツデザイン
1995年4月設立。土地探しや資金計画から、デザイン提案・設計、現場監理、 引渡し後の無料点検までをワンストップで行っており、完全独立系の建築設計事務所では注文住宅受注数はトップクラス。関東・関西・中部・九州の各地に15拠点を構え、年間約370棟の注文住宅を手がけている。
2016年、中古マンションのフルリノベーションを手がける「REDESIGN」も本格始動。蓄積されたフリーダムのノウハウを活かし、お客様の多様なニーズに応える"お客様本位の家づくり"を提案し続けている。