新築やリノベーション……家づくりに挑戦した人はどんな家に住んでいるのだろうか。こだわりの家をのぞいてみよう。今回紹介するのは、愛知県の「木の隠れ家」。
information
・物件名: 木の隠れ家
・場所: 愛知県
・世帯構成: 夫婦2人・子供2人
・建築合計費: 2,000万円台
・坪数: 129.21平方メートル(39.1坪)
・設計者から: 「外部からの視線を遮断した中庭と、落ち着きのあるリビングが欲しいとの要望があり、中庭を介した部屋のつながりがある"ロ字型"のプランを提案しました」
ポイント1: LDKと一体となる中庭
家の中央に庭を設け、光と風の通り道としている。中庭を囲む窓にはカーテン等も必要ないため、「家の中にある庭」という扱い方ができる。
中庭は広さも十分にあるので、子供用のプールを広げたり、BBQをしたり、読書をしたりと多目的の使用が可能。
ポイント2: 家の回遊性
玄関から反時計回りに家事動線、時計回りに家族動線を設計。中庭を中心に、ぐるぐる家の中を回る事ができる。洗面室を脱衣室と分離し廊下のコーナーに置くことで、延べ床面積を抑えている。
ポイント3: 風の通るリビング
リビングは天井を高くし、南側からの光を十分に確保すると同時に、北側にも風が通る配置とした。また、ダイニング・キッチンとの接続部を少しずらして、落ち着く空間になるように配慮している。
著者プロフィール: フリーダムアーキテクツデザイン
1995年4月設立。土地探しや資金計画から、デザイン提案・設計、現場監理、 引渡し後の無料点検までをワンストップで行っており、完全独立系の建築設計事務所では注文住宅受注数はトップクラス。関東・関西・中部・九州の各地に15拠点を構え、年間約370棟の注文住宅を手がけている。
2016年、中古マンションのフルリノベーションを手がける「REDESIGN」も本格始動。蓄積されたフリーダムのノウハウを活かし、お客様の多様なニーズに応える"お客様本位の家づくり"を提案し続けている。