1914年に軽井沢で温泉旅館を開業し、2022年で108年の歴史を数える星野リゾート。「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」のサブブランドを展開し、2022年4月以降は新たに6施設をオープン予定です。今回はそんな新しいワクワクを生み出し続ける星野リゾートに注目! 今こそチェックしたい話題の施設を深掘りしていきます。
第7回目は「BEB」ブランド沖縄県内初進出となる、話題の「星野リゾート BEB5(べブファイブ)沖縄瀬良垣」をクローズアップ。
こちらの施設、全客室キッチン&ランドリーを完備したコンドミニアムタイプのほかに、無料で楽しめるガゼボ付きプール、映えて美味しいスイーツを提供するカフェ、24時間利用OKのパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」など、とにかく設備の充実っぷりがすごい……!
さらに、部屋に入った瞬間、ゴーヤまみれになれる「ゴーヤルーム」も登場。ゆるっとお得に、非日常の琉球ライフを満喫できます。
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■ゴーヤまみれになれる驚愕のゴーヤルーム
最初にご紹介するのは、SNSをざわつかせた「BEB5沖縄瀬良垣」のコンセプトルーム。全105室中、わずか1部屋だけ作られた特別仕様の「ゴーヤルーム」です。
ご覧いただいて分かるように、壁紙もソファもベッドも小物類もすべてゴーヤ! そう、ここはゴーヤをただただ満喫する、マニアック好きにはたまらない空間になっています。
ゴーヤルームは、部屋着もゴーヤバージョン。ボタンがすごいので、ぜひ注目してみてください。交互に付けられた緑と黄色のボタンは、ゴーヤが熟して黄色になった様子を表しているのだとか……!
さらに部屋着に加えて、ゴーヤの輪切り型サングラス、小さなゴーヤがちょこんとのったカチューシャなど、ひねりがきいたゴーヤアイテムがたくさん。これらを全部身につければ、あなたもゴーヤガールorゴーヤボーイです。
ということで、アラフォーの筆者も"ゴーヤ風コスプレ"にトライしてみました。やってみると分かりますが、これが実に楽しい! この部屋に来たら、老若男女みんなテンション爆上がりです。
ちなみに、ゴーヤルームは食器類もゴーヤ模様。お部屋に用意されたゴーヤチップスを味わうのもおすすめです。
……しかし、それだけではありません。天井に吊り下げられたゴーヤのうち、2本はゴーヤ枕になっていて、収穫体験ができるんです。
収穫後のゴーヤをギュッと抱きしめれば、"抱き枕"に早変わり。どんなにストレスがたまっていても、やさぐれていても、一瞬でご機嫌さんになれます。
さらに、ベッドに寝転んで見上げれば、摩訶不思議なゴーヤ畑へプチトリップ! 起きた後は、「ここ、どこだっけ!?」状態になりますが、それもまた旅の楽しい思い出になるでしょう。
ゴーヤまみれにならずとも、「BEB5沖縄瀬良垣」の客室はかなり充実しています。全客室、キッチンに大きな冷蔵庫とオーブンレンジ、調理器具などを完備。全自動洗濯機まであり、沖縄で暮らすような滞在がしたい人にぴったりです。
そして、客室に「愛犬スイート」があるのも魅力。お部屋はスイートルームと同じ仕様になっていて、ワンちゃん用の備品も用意されています。
「愛犬スイート」 に泊まれるのは、1室2頭までの中型犬。大好きなワンちゃんと一緒に旅をしたい方は、こちらを利用してみてはいかがでしょうか?
■24時間自由に使える「TAMARIBA」&カフェ
続いて「BEB5沖縄瀬良垣」の特徴といえば、「TAMARIBA」と呼ばれる共有スペースがあること。ここは24時間使えるので、時間を忘れてとことん自由な滞在が楽しめます。
棚に並ぶのはボードゲームや絵本、三線とウクレレをかけ合わせた楽器「サンレレ」など! 気になるゲームで遊んだり、楽器を弾いてみたり、ダラダラ過ごしたり……。沖縄のゆったりとした時の流れに身を任せるように、フリーダムな空間を楽しみましょう。
外まで広がる「TAMARIBA」は、"夜"がおすすめ。日中は日差しが強い真夏でも、夜になれば涼しい風が吹きます。心落ち着かせてまったり、沖縄の夜を過ごすのにもってこい。
そして、館内の「TAMARIBA」の反対側には、シームレスなカフェがあります。カフェは屋外へとつながる大きな窓があり、爽快な大空間。外から光がたっぷり差し込み、ここにいるだけでウキウキしてきます。
しかも、このカフェは泊まらなくても利用OK。気軽に星野リゾートの雰囲気を味わえる魅力的なスポットでもあります。
どんなメニューがあるのか、見ていきましょう!