1914年に軽井沢で温泉旅館を開業し、2022年で108年の歴史を数える星野リゾート。「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」のサブブランドを展開し、2022年4月以降は新たに6施設をオープン予定です。今回はそんな新しいワクワクを生み出し続ける星野リゾートに注目! 今こそチェックしたい話題の施設を深掘りしていきます。

  • 「星野リゾート リゾナーレ小浜島」

第6回目は、「星野リゾート リゾナーレ小浜島」の人気No.1アクティビティをご紹介。潮の満ち引きで島の形が変わる"幻の島"への上陸に加え、水中スクーターを使ったシュノーケリングを楽しむ半日ツアー「Speedy Sea Drive」に参加してきました。

天国のように美しい幻の島で自分を開放して、お魚気分で海中をスイスイ泳ぐ。大興奮の様子を、ぜひチェックしてくださいね!

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■クルージングを楽しみながら幻の島へ

  • 高速船に乗って、幻の島を目指します

「リゾナーレ小浜島」には楽しいアクティビティがいくつも用意されていますが、人気No.1が幻の島(正式名称「浜島」)へ行くツアー。1日2回の開催で、約3~3.5時間かけて非日常トリップを楽しみます。

このツアーは、「リゾナーレ小浜島」隣接のビーチまで船が迎えに来てくれるのも魅力のひとつ。お部屋で水着に着替えてビーチへ行き、さっと船に乗り込めるのは楽ちんですよね。

取材の日は、あいにくの強風。ビーチ発ではなく小浜港出発でしたが、ホテルから港までは車で約10分の近さ。ワクワクしながらバスに揺られていると、あっという間に小浜港に到着します。

※天候によって、出発地点はビーチではなく小浜港発になります。

  • 青い海や八重山諸島の島々を眺めながらの快適クルージング

いよいよ、幻の島へ出発! 青空の下、太陽の光を浴びてキラキラと輝く水面をはじき飛ばしながら、船はぐんぐん進んでいきます。

まぶしく光る海が美しくて、別世界に思わず深呼吸……。全身で受け止める潮風が気持ちいい! 五感をフルに使って常夏の癒やしを感じながら、バカンス気分を満喫します。

船内にはトイレも完備。小さなお子さんでも安心して乗船できます。

  • 水着以外の必要なアイテムはすべてレンタルOK

船内で、フィン(足ヒレ)、ゴーグル、マスクの3点セットを受け取り、ライフジャケットを着用します。これで、サンゴやお魚さんをじっくり観察する準備はOK。これから幻の島へ行けると思うと、胸の高鳴りが止まりません。

■干潮時に美しい姿を現す「幻の島」へ上陸

  • 砂浜でできた無人島「浜島」に到着

小浜港を出港すること、約20分。ふと海を見ると、ターコイズブルーの景色から一変! 先ほどよりも明るい、スカイブルーへと色を変えた別天地が広がります。

「幻の島が見えてきました……!」

ガイドさんの声が響き渡ると、船内は「きれい!」「スゴイ!」と黄色い声に包まれます。

幻の浜の正式名称は、浜島。その名の通り、島全体が浜辺でできており、満潮時と干潮時で島の大きさが変わるため"幻の島"と言われるようになりました。

この日は、お昼ごろが干潮のタイミング。島へ到着したのは10時頃だったので、まだ島の一部しか姿を現していませんでしたが、お昼を過ぎると潮が引いて"三日月型の島"へと変貌します。?

  • 「透明って、このこと!」と言いたくなるような海

幻の島は、人が住んでいない無人島。もちろん、船を停める港もありません

船は幻の島ギリギリのところへ停泊させ、膝下ぐらいまでが海に浸かった状態でじゃぶじゃぶと上陸します。

  • 浜辺に映る自分の影をおともに散歩

ご覧ください! この透明度抜群のビーチを。どこまでも広がる青い空、ガラスのように透き通ったクリアブルーの海、そして真っ白な砂浜。まさに楽園のような美しさです。

幻の島には、映えるカフェやブランコもありません。ここにあるのは、360度ただひたすらに続く天国のような美しい景色だけ。

この島に来たら、「何もない時間を過ごす」のがポイント。写真を撮ったり、海の中に寝っ転がったり、友だちと水をかけあったり。視点を変えてみると、また違った景色が広がり、何度も至福感に満たされます。

  • 幻の島でシュノーケリング講習

遠浅のビーチが続く幻の島は、シュノーケルのレクチャーを受けるのにもってこい。足がついた状態で海の底までしっかり見えるので、落ち着きながら自分のペースで練習できます。

慣れてきたら、シュノーケリングポイントへと移動。いよいよ、海中散歩の時間です……!