前回に引き続き、「保活三種の神器」2つ目を紹介します。あなたに合った「通園可能圏」とその圏内に入る保育園が分かったら、それをリストにまとめていきます。「わざわざリストなんて作らなくても……」という声が聞こえてきそうですが、そんなに難しいものではないので作っておくことをオススメします。
パートナーの協力が得やすくなる!
このリストは随時更新していきたいので、手書きのものよりは、できればパソコンやスマートフォンから編集しやすいものがベストです。パッと見て分かるように、一覧性のある表にまとまっているのが理想です。仕事でエクセルなどの表計算ソフトを使いなれている人はイメージしやすいと思いますが、苦手な人はスマホのメモ機能などを利用して作りましょう。メモ機能を使うと一覧性という意味では劣ってしまいますが、保育園ごとの情報をまとめておき、必要な時にすぐ情報に辿り着けるように、ファイル名に保育園名を入れておくと良いでしょう。
保育園リストは自分自身が使いやすいフォーマットで作るのが一番ですが、次のような項目を持たせておくことをお勧めします。
・保育園名
・住所
・最寄り駅と駅からの所要時間
・自宅からの所要時間
・電話番号と担当者名
・クラス定員数
・見学予定日
・見学実行日
・昨年度入園者の指数
そしてこの先、パートナーと保活タスクを分担したり保活状況を共有する際に、このリストは重要な役割を果たします。これはリストを作ることの大きなメリットの1つ。ですから、自分以外の人が見て分かりやすいようにまとめておく、という視点も重要です。
例えば、上記項目の「住所」については、既に地図上で場所も確認済みですし、わざわざリストにまとめる必要性を感じないかもしれません。でも、情報がまとまっていれば、あなたが産後であまり動けない間にパートナーが申込書を郵送することができます。書類の受け取りや提出といったアクションは、保活の中でも特に分担しやすいジャンル。お互いに上手く連携できるよう、情報共有しやすいリストを作っておきましょう。
次回は、住所以外の各項目についても詳しく紹介していきます。
※画像は本文と関係ありません。
著者プロフィール
株式会社ここるく 代表取締役 山下真実
わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にする子育てスタイルを提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を起業。保活の情報、子育てと仕事の両立アドバイスなど「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。
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