今年もまた、F1グランプリ(GP)の季節がやってきました。開幕戦は3月29日のオーストラリアGP。「開催地に行きたいっ」とは思っても、そうそう誰もが気軽に行けるわけではありません。やはり家でテレビ観戦……、と思っていたファンに朗報です。昨年10月10日、六本木にFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)公認の世界初のカフェ「F1 PIT STOP CAFE」が誕生しました。
GP開催中は、予選から決勝までワイドスクリーンでライブ放送が楽しめるのです! これまでF1にあまり興味がなかったという人も、ぜひこの機会に体験してみては? ダイナミックな魅力に、きっと打ちのめされますよ。
表彰台サイズのF1公式シャンパンも
「F1 PIT STOP CAFE」は約700平方メートル、最大200席が用意されるとっても広いお店。店内のあちらこちらに大型モニターが設置され、F1レースの様子が流されています。また、シャンパンボトルも置かれていて、いかにもF1といった雰囲気。F1に詳しくない人でも、レーサーたちが表彰台でシャンパンをかけあう姿は見たことがあると思います。このとき使われているのが「表彰台サイズ」の3リットルのボトルです。
「このボトルが置かれているのは、FOM公認の当店ならではのことです」。そう話すのは同店を運営する株式会社PSC ASIA事業統括本部長の池野さん。「お値段は5万円ですが、パーティーなどの際はお手頃ですので人気がありますね」。
このF1公式シャンパン「マム・コルドンルージュ」は、もちろんグラスや普通のボトルでも味わえます。マムのシャンパンそのものが、どこでも飲めるものではありませんので、ぜひここで試してみてはいかがでしょう。
モータースポーツファンを広げるために
ヨーロッパでは幅広い世代にファンが多いモータースポーツですが、日本ではF1を含めまだまだそこまで浸透していないのが現状です。以前からFOMは、アジアや中東でのF1ファンの拡大を狙っていました。
「まずはF1をはじめとしたモータースポーツを、より身近に感じていただくために、今回の出店となったわけです。アジアや中東の中でも、まずは日本から展開を始め、今後は各地に30店舗のオープンを目指していきます」。
池野さんに店内を案内してもらうと、奥にはF1マシンの実物や、時計、ミニチュアのマシンなどさまざまなグッズ、実物のユニフォームやトロフィーなどが並んでいます。ファンのみならず、F1の世界に浸れることでしょう。
F1GP開催日には、トークショーなどのイベントも予定されています。レースは14台の大型モニターと120インチの巨大スクリーンに映し出され、サラウンドシステムによって大迫力のサウンドが体感可能。さらに、店内には最大約360名が収容されるので、現場さながらの高揚感に酔いしれること間違いなし、です。
六本木なのにリーズナブル
満喫できるのはF1だけではありません。イタリアンを基本としたランチやディナーが、とってもリーズナブルに楽しめます。特に11時から15時までのランチタイムは、女性客を中心に大人気。日曜日もランチがあるので嬉しい限りです。
週替りのランチは、パスタ、カレー、コンビネーションサンドなどが1,000円前後。ドリンクやアルコール類も、六本木の真ん中だとは思えないほどのお手頃料金です。また、4名からのパーティープランもおすすめです。2,500円、3,500円、4,500円など、こちらも料理内容を見ればびっくりの充実度&安さ。手作りスイーツも気になります。
ゆったりした店内で本格料理を気軽に楽しめる「F1 PIT STOP CAFE」は、何よりもカフェとしての魅力がいっぱいです。セレブな雰囲気を背伸びせずに満喫しながら、F1の世界にも触れてみてはいかがでしょうか。
F1 PIT STOP CAFÉ
住所 : 東京都港区六本木5-16-50 六本木デュープレックスM’S1F
営業時間: 日~木 11時~23時、金・土・祝前日 11時~27時(F1GP開催日は、レース開催時間に準じる)