「社会人になってから確実に太ってきているけど、忙しくてなかなか運動をする時間も気力もない……」。そんなビジネスマンの方々へ向けて、オススメのトレーニング方法や食事についてなど、さまざまな情報を動画付きでお届けする本連載。
今回は、「バランスボールの正しい使い方」をご紹介します。
こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。数多くのトレーニング指導を担当してきた経験をもとに、今回は身近なグッズを使って自宅でできるトレーニング法をご紹介いたします!
自宅トレーニングにおいては、効果が出るかどうかも大事ですが、毎日でも「継続」できるかどうかも重要なポイントとなってきます。当然のことながら、強度が高いトレーニングを毎日行うのは容易ではありません。
そして、鍛える前にほぐす・関節を整える、鍛えたら緩める・伸ばすなど、セルフケアも重要です。
バランスボールをオススメする理由
バランスボール以外にも、一般的に自宅で使えるトレーニンググッズとして
・腹筋ローラー
・ダンベル
・プッシュアップバー
・ワンダーコア
・トレーニングチューブ
なども思いつくかもしれませんね。
しかし今回ピックアップしたバランスボールは、初めての方でも手軽に扱える上にトレーニング方法も多彩で、「姿勢改善」や「ストレッチ」にも活用できるというメリットがあります。デスクワーカーにありがちな猫背姿勢や腰痛、肩こりなどの解消につながるエクササイズもできちゃいます。
また、座るだけでも効果があるのがバランスボールの特徴。
オフィスの椅子に長時間座っていて、いつの間にか腰と背もたれの間に隙間が大きく空いている……そんな経験、心当たりがありませんか? 骨盤のポジションが悪くなるとそのような姿勢となり、その結果筋肉が衰えて痛みや歪みに変わることも。
こういったトラブルへの対策として、まずは椅子の代わりにバランスボールを活用してみるのもオススメです。
バランスボールで腹筋を鍛えよう!
今回ご紹介するのは、腹筋のトレーニング「バランスボールクランチ」です。
手順と注意点は以下のとおり。
1. 足を肩幅に開き、バランスボールの上に仰向けになる。膝は90度に曲げ、お腹の真ん中がボールの頂点に来るように位置を調整。
2. みぞおちから上だけを動かし背骨を曲げるようなイメージで上体を起こしていく。
3. 上体を起こす際に、骨盤を後傾させる(お尻を持ち上げるイメージ)と効果大。
4. 元の姿勢に戻す際も力を抜かないように、ゆっくりとした動作で行う。
回数の目安は15回×3セット。慣れてきたら、「1秒で上体を上げて3秒で降ろす」ようにできるとなお良いです。
それでは最後に、運動不足のビジネスマン代表・オジー氏が解説を受けながら実際に「バランスボールクランチ」に挑戦している様子を動画でご覧ください! 一緒に頑張りましょう!!