こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。今回は、ダイエットを成功させるジム選びについて紹介していきます。

  • ジムの選び方がダイエット成功のカギ?

    ジムの選び方がダイエット成功のカギ?

ジムに通うことでトレーニングの幅が広がる

ダイエットを成功させるには、食事コントロールとトレーニングが必要だということは、以前からもお伝えしていると思います。その中で身体を変える大きな要因として挙げられるのが、ジムに通い始めること。ジムに通うことでトレーニングの幅も広がり、体の成長を大きく引き出します。

たくさんのジムがあり、それぞれメリット、デメリットが存在します。これを知った上でジムに通い始めれば、居心地が良いジムライフを送ることができます。

ジムに求めること

すでにトレーニングをハードに積まれている方ではない限り、大抵の人は大手のスポーツジムに入会すると思います。しかし、大手のジムだからといって、素晴らしいトレーニングができるという訳ではありません。むしろ、ジムでの集中力を保つのは少し難しいかもしれません。

その原因は様々です。ジムに鳴り響く有線の音楽や混雑した環境、また、何をしているのかわからないお客さん等々……集中を阻害する要因は多々あります。ただ、取り組み方次第で最高の環境にも、最低の環境にも変化させることが可能です。

まずはじめに、トレーニングジムの選び方です。ジムに通い始める理由は様々だと思いますが、「筋肉を付けたい!」「いいカラダになりたい!」という人が大半だと思います。

そんな中で気をつけること……それはジム内でのマシン、トレーニング器具の充実具合です。

チェックポイントとしては、

・ダンベルはあるか
・ベンチプレス台があるか
・スクワットラックがあるか
・懸垂ラックがあるか
・ケーブルがあるか
・トレーニングマシンはあるか
・有酸素マシンはあるか
・ストレッチエリアはあるか
・ロッカー、シャワーはあるか

もっと詳しく書くと、

・ダンベルは20kg以上あるか
・ベンチプレス台、スクワットラックは2台以上あるか
・ベンチは角度を変えられるか
・フリーウェイトエリアは十分な広さか、ウェイトの量は十分か…….etc

挙げればキリがないですが、自分が「これだけは譲れない!」という点をきちんとピックアップしておき、チェックすることが必要です。

良いジムを見極める!

大抵のジムの場合、入会前の体験ができるところがほとんどです。他には2週間お試し会員や、1カ月無料キャンペーンなど……。

トレーニングジムの充実は、マシンの数でもウェイトの量でもありません。断然、「環境」が大切です。

特に自分の行く時間帯に「どのくらい混んでいるのか」「客層はどんな感じか」は必ず確認しておいた方がいいです。入会してからのギャップは、おそらくここから生じるものだと思います。私が今も通っているジムは、フリーウェイトエリアが狭く、充実しているとは言い難いですが、比較的空いている時間帯でトレーニングが可能でした。

ジムでのトレーニングを充実させる方法

・音楽

自分の世界に入り込んでいる以上、まわりの環境は気になりません。自分の世界に手っ取り早く入るためには、音楽を聴くことが一番効果的です。ジムに通う道中からイヤホンをし、着替え、ストレッチエリアでアップをしましょう。 トレーニングを始める前からすでにジムを充実させる準備は始まっています。

・視線

人は誰しも苦しい顔や自分の弱い部分を見せたくない生き物です。ただ、まわりの視線を感じている以上、この気持ちはいつまでたっても拭えません。そういう時、まずは自分の視線に意識をしてみてください!

そんな視線を気にしている暇があるのであれば、トレーニング部位をじっくり凝視してあげてください! 断然トレーニングの質が変わってくるでしょう。

・コミュニケーション

それでもやはりジムは自分一人ではありません。どんなに集中して自分の世界に入っていても、話しかけてくる人は必ずいます。また、マシンの順番待ちなどでこちらから会話をしなければいけない状況も出てきます。そういった場合は最低限コミュニケーションを楽しみましょう!

人間、適度な対人関係はリラクゼーション効果があります。気の知れた仲間を作ったり、同じトレーニングの話題で盛り上がったり、息抜きをする環境も自分で作ることができるのがジムの醍醐味だと思います。

ペラペラとずっと喋っているのは、まわりにも迷惑なのでやめた方がいいですが、種目間やトレーニング後などに軽くコミュニケーションをはかるのは、かえってジムでのワークアウトを充実させることにつながるでしょう。

せっかくジムに通い始めたのにもかかわらず、「自分には合わない」といった理由ですぐに諦めてしまう人がいます。そんなネガティブな考えでは今後、トレーニングを続けていくことは難しいでしょう。少なくとも自分で解決できる問題はたくさんあります。今回ご紹介した内容を意識することにより、充実したジムライフを送っていただけたら幸いです。

インクラインダンベルプレスを学ぼう

メリハリのある上半身を鍛えるにはこの種目。「インクラインダンベルプレス」のトレーニング法をお伝えします。

この種目は胸のやや上の筋肉(大胸筋上部)を集中的に鍛えていきます。

(1)ベンチの角度を30度より上に調整する。ダンベルを持ち仰向けになる

  • ダンベルを持ち仰向けに

    ダンベルを持ち仰向けに

(2)両腕は鎖骨の真上がスタートポジション。そこから胸の近くに下ろしていく。

  • 両腕は鎖骨の真上から胸の近くに下ろす

    両腕は鎖骨の真上から胸の近くに下ろす

(3)肘を伸ばしきることおよびダンベルの軌道に注意しましょう。各10回3セットが目標です。

あなたのダイエットのきっかけとなれば幸いです。