こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。今回は、ダイエットの必勝法についてまとめてみました。
実際にパーソナルトレーナーの僕から見て、ダイエットに成功する方には共通点がありました。それは、
(1)毎週のトレーニング習慣がある
(2)毎日の食事をアプリなどで記録している
(3)睡眠がしっかり取れている
(4)自炊をしている
この4点です。ジムでトレーナーの指導を仰いだり、パーソナルジムに通ったりするのであれば上記の(2)までは実行できると思います。睡眠も、よほど不規則でなければ十分に取れることでしょう。
そこで今回は、自炊のメリットについて紹介します。
身体はキッチンで作られている!
「身体はキッチンで作られている」――。こんな言葉を聞いたことはありませんか? 身体はジムでのトレーニングによって作られるのではなく、キッチンで調理する食事によって作られるという意味です。
仕事が忙しいと自炊は面倒という方も多いですよね。実際に私もそうでした。お米を炊くところまではできるけど、おかずはスーパーのお惣菜を買ってきて……といった具合です。ただ、その面倒を補ってあまりあるメリットがあるのです。
自炊のメリット
・食べる量を自分で調整できる→ カロリー調整ができるようになる
・摂りたい栄養素を把握できる→ 栄養バランスを考えられるようになる
・コストが低い→ 毎日でも継続できる
自炊のデメリット
デメリットは「買い物に行く」「自炊の準備などに時間がかかる」などでしょうか。
そこまで負担ではないでしょうから、これでダイエットが成功するのなら、チャレンジしてみませんか? これも自分の身体への投資です。
どれだけ手軽においしく食べられるか
「今まで料理なんかしたことない」「おいしくバランスよく作れるのだろうか」といった不安も出てくるでしょうが、心配はいりません。お店に出てくる一汁三菜メニューを作るわけでないのです。
見栄えを気にせず、素材で勝負しましょう。素材を厳選することにより、栄養バランスが満たされます。ちなみに以下は僕が普段からよく使う食材です。
・皮なし鶏むね肉
・牛モモ
・ラム肉
・卵
・刺身(マグロ、サーモン)
・冷凍ブロッコリー
・パプリカ
・豆もやし
・アスパラガス
・オリーブオイル
・白米
・オートミール
・糖質0グラム麺
・ヨーグルト
スーパーに行くと、これらをチョイスすることが多いです。基本は肉類を選びますが、気分によって刺身を買うことがあります。僕も野菜は決して好きではない方でしたが、食べると明らかに体調がよく、食事の満足感を高めることがあるので、何かしらメニューに加えます。
調理法もいたってシンプルです。
・肉類であれば、フライパンで野菜と一緒に炒める!
・卵は3つ以上使ってオムレツ風に!
・お米を炊いて、おにぎりに! 忙しい朝はオートミールとプロテイン!
もはや料理とは言えないのかもしれません(笑) ただ、これだけでも外食に比べると、栄養パフォーマンスが全く違ってくるのです。
そして彩りや品目にはこだわらないので、10~20分程度で済ませられます。重視しているのは、タンパク質を効率よく摂ること。そして、夜は糖質を少なめで満足感を出すことです。
もちろん、サボるときもありますし、食事に誘われたらそちらを優先します。むしろ普段から自炊をしていると、たまの外食がとてもおいしく感じられます。まずは一日のうち1食だけ、自炊にトライしてみてください! それだけでやせるきっかけが見出せますよ。
ダンベルで鍛える「ワンハンドロウ」
そこで今回は、「ワンハンドロウ」の動画をご紹介いたします。この種目はダンベルを使用して背中の筋肉を鍛えていきます。回数は10回3セット。正しいフォームでできるように練習しましょう。
(1)ダンベルを片手に持ち、台にもう片方の手と脚を乗せておきます。 この際、背中の姿勢はまっすぐにしましょう。
(2)背中の筋肉を意識し肘から引くようにする。この際に脇を締める。
注意点として、真上に引いてしまうと腕の力が入りすぎてしまうので、斜め後ろに引くようにしましょう。動作中、背中が丸まらないようにすることも大切です。
あなたのダイエットのきっかけとなれば幸いです。
執筆者プロフィール: 片岡 弘道(かたおか ひろみち)
1989年茨城県生まれ。大学在学中にフィットネスクラブのトレーナーとしてフィットネス業界のキャリアをスタート。その後パーソナルトレーナー、スタジオインストラクターを経て2017年に独立。「運動嫌いでも通えるジム」をテーマとして2017年、吉祥寺に「パーソナルジムH-BASE」を立ち上げる。月間200本のセッションを担当する人気パーソナルトレーナー。2019年4月にエイチベース新宿店をオープン。