こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。今回は、ダイエット成功時に絶対にリバウンドしない方法について述べていきます。

  • リバウンドしないためには?

    リバウンドしないためには?

なぜリバウンドするのか?

「2カ月で体重を10kg落とせた」「毎日運動し続けて1カ月でかなり痩せた」……。ダイエットを始める際、誰しもが分かりやすい成果を求めるはずです。それも短期間で。

なぜかというと、短期ダイエットジムの宣伝や、芸能人のダイエット番組のイメージが刷り込まれているからです。しかし同時に、ジムをやめた後に元に戻ったという方もよくいます。

なぜリバウンドをするのか。理由は、身体を維持するための食事と運動が継続できていないからです。例えば、ダイエットジムで週2回のトレーニングと、毎日決められた量の食事を摂る生活を短期間続けたとします。これは運動が初めての方の場合は、非常にハードと感じることも多いです。

もし2カ月間徹底して続けられたとしたら、かなりの成果を上げられるでしょう。ただそれにより得た身体は、運動や食事コントロールを外すと元に戻ってしまいます。

よって、2カ月後も痩せないままでも体重をキープするための運動をしなければならず、それなりに食事もコントロールしないといけません。特に短期間でのダイエットの場合は、ハードな運動を続けていた分、継続が困難となりリバウンドしてしまいます。

ダイエット終了後にすべきこと

ではリバウンドをさせないためには何をすべきなのか。それは、

・運動を継続すること
・食事も適度に管理すること

です。そのためには、短期間でどうにかしようと思わないことだと僕は思います。というのも、短期間で無理をして身体づくりをしたとしても、その方の習慣は変わりません。

大事なのは、いかに「習慣化」させるかです。僕のジムでも、週1回の筋トレとの毎日適度な食事管理を続けた結果、4カ月で体重をマイナス15kg達成した方もいます。自宅でのトレーニングはせずに、ジムに来るときだけ頑張ってもらっていました。

もちろん短期間でダイエットを継続し、その後リバウンドしなかった方もいます。

その方々の傾向としては、

・ダイエットの過程である筋トレにハマる
・ランニングや自宅トレ、肉体労働の仕事など、アクティブな生活習慣がある
・身体を変えた後も、さらなる目標設定をしている
・意欲がかなり高い

などがありました。誰しもが、せっかく作り上げた身体を元に戻してしまうことは避けたいはずです。まずは「習慣化」させることを目的に、トレーニングを始めてみましょう。

本日は「プランク」の正しいトレーニング法をお伝えします。

この種目は体幹の安定性を鍛えていきます。前回の「Vシット」に加えてこの種目を組み合わせましょう。

  • 両ひじをついてつま先立ちの姿勢に。

    両ひじをついてつま先立ちの姿勢に

(1)両ひじをついてつま先立ちの姿勢に

  • 身体が一直線になるようにお腹を浮かしてキープ。

    身体が一直線になるようにお腹を浮かしてキープ

(2)身体が一直線になるようにお腹を浮かしてキープ。 腹筋に力を集中させ、お尻の上げ過ぎ、下げすぎに注意する

まずは20秒×3セットが目標です。

あなたのダイエットのきっかけとなれば幸いです。

執筆者プロフィール: 片岡 弘道(かたおか ひろみち)

パーソナルジムH-BASE代表

1989年茨城県生まれ。大学在学中にフィットネスクラブのトレーナーとしてフィットネス業界のキャリアをスタート。その後パーソナルトレーナー、スタジオインストラクターを経て2017年に独立。「運動嫌いでも通えるジム」をテーマに吉祥寺に「パーソナルジムH-BASE」を立ち上げる。月間200本のセッションを担当する人気パーソナルトレーナー。

2019年4月10日に新宿店を新規オープン予定。

■パーソナルジムH-BASE