きゃしゃな体型、地味な印象をカバーする服の選び方

体型による悩みは人によってさまざまです。ですが、その悩みをファッションで解決ができるとしたら良いですよね。

体型の悩みは自分の骨格のタイプを知ることで解決ができます。骨格によって、筋肉や脂肪のつき方に特徴が出るからなのですね。その特徴に合ったデザインや素材を選ぶことで、スタイルアップしてみせることができて、気になる体型のお悩みもカバーできるのです。

• 体型の悩みを服でカバーしたいと思いませんか?

地味で寂しい印象が出るウェーブタイプ

今回はきゃしゃな体型がお悩みという編集部女子Cさん。

ぽっちゃりさんから見ると、なんともうらやましいお悩みではありますが、実は「トレンドのファッションを身に着けてもデザインによっては地味に見えてしまう」「バストのボリュームが欲しい」などといった悩みを抱えていらっしゃいます。

今回はそのようなお悩みを骨格のタイプ別のアイテムでカバーする方法をお伝えしますね。

Cさんの骨格のタイプはウェーブタイプ。ウェーブタイプの人の特徴は、

・手の平が薄く、指はほっそりとしている
・首が長く胸元の開いた服を着ると寂しく見える
・鎖骨が目立つ
・全体的に華奢で胸元にボリュームがない
・パンツをはくと、ヒップにボリュームがないのが気になる

といったような特徴が挙げられます。

全体的にきゃしゃなイメージが強く、素材やデザインによっては地味な印象や寂しい印象が出てしまうウェーブタイプの方ですが、素材やデザインを選ぶことで、体型を生かした華やかなスタイルとなります。

今回変身するCさんのbeforeはこちら。

• Cさんのbeforeファッション

Cさんのファッションは、ネックラインが開いたカットソーにワイドパンツというスタイルです。

NGポイント

ウェーブタイプの人は、首が長く胸元が薄い人が多いので、ネックラインが開いたトップスは、きゃしゃな体型を強調してしまい、寂しい印象になってしまいがちです。

ボトムスもワイドパンツよりもスキニーなど細身のパンツを選んだ方が良く、Cさんはボトムスに大きな柄を選んでいますが、むしろ小さめの柄を選ぶと、身体の質感にマッチします。

筋肉や脂肪の質感に張りがあり、ボリュームがありますので柄大きな柄は身体の質感に負けてしまうからです。

パンツの柄も大きめのチェック柄を選んでいますが、華奢な体型のウェーブタイプの方は、チェックでもギンガムチェックなどチェックが小さな柄の方が似合います。

スタイルアップポイント

• 骨格のタイプに合う服に変身

ネックラインの詰まったシフォン素材のプリーツワンピースにチェンジしました。ウェーブタイプの人は、筋肉や脂肪の質感が柔らかいので、ファッションの素材もシフォン素材やジャージー、モヘア、ベルベットといった柔らかな素材が似合います。

また身体にボリュームがないので、ツィードなどのボリュームの出やすい異素材を着ても着膨れすることなく、身体になじみ華やかになります。

小花柄などの小さな柄もウェーブタイプの体型を華やかに見せてくれるポイント。さらに、細かいプリーツの入ったスカートや、ギャザーたっぷりのフレアースカートなどもウェーブタイプの人が得意とするデザインです。

逆に、ヒップのボリュームが出やすい方には、ワンピースのスカート部分の細かなプリーツスカートは難易度の高いアイテムです

プリーツスカートをうまく着こなせるのは、きゃしゃなスタイルのウェーブタイプの人ならでは、ぜひともチャレンジしてください。

いかがでしたでしょうか? 骨格のタイプによって似合う素材やデザインを変えることで、これまでに似合わないと感じていた服も「似合う服」に変えることが可能です。

次回も編集部女子が大変身! お楽しみに。