体調を崩してダウンした時にお母さんが作ってくれた食事を、鮮明に覚えている人も多いのではないでしょうか。お母さんの愛情は万国共通。そこで、外国人20人に「体調が悪い時にお母さんが作ってくれた食べ物」について聞いてみました。
まずはスープ派から。
・チキンコンソメスープにくたくたに煮込まれたショートパスタが入っています (アメリカ/男性/30代前半)
欧米ではチキンスープが定番で、ヌードルやライス、パスタを入れることが多いようです。
・コンソメスープにたっぷりの野菜を入れたもの。野菜の旨みでコクが出るし、ビタミン豊富で病気の時にいいです (フランス/男性/20代後半)
さすが美食の国フランス。野菜たっぷりのヘルシースープは、病気のときでなくても重宝しそうです。
・病気にもよるが、スープにレモンを入れて飲む (シリア/男性/30代前半)
レモンのビタミンCが体に良さそうなイメージ。さっぱりとして食欲のない時にも食べやすいかも?
次におかゆ派。
・鶏肉と生姜が入ったおかゆ (ラオス/女性/20代後半)
日本でも生姜やネギ、牛肉や豚肉ではなくあっさりと淡白な鶏肉を入れたおかゆを作るお母さんは多いはず。ラオスでも同じなんて、ちょっと親しみを覚えますね。
・野菜、アワビなどが入った体に優しい薄味のおかゆ (韓国/女性/30代後半)
韓国の街角では、おかゆ専門店を多く見かけます。かぼちゃやアワビなどが具材として入っていて、そういったあっさり味の日常食が登場するのですね。しかし、アワビのおかゆとは贅沢でうらやましい……。
・おいしい豆の入ったおかゆ (ネパール/男性/40代前半)
どのくらい甘いのかがちょっと気になりますが…。東南アジアではおかゆに豆類を入れることが多いようです。
・チキンスープで炊いたお米を使うおかゆ。醤油やフライドオニオンを加えるので香ばしいです(インドネシア/男性/40代後半)
カリカリッとした食感のフライドオニオンでおいしさアップ。屋台料理でそのまま出てきそうで、こちらも病気でなくても食べてみたいです。
最後はちょっと変わったもの。
・あわでできたおもちのようなものにオクラソースをかけて食べるトゥー。しょっぱいです (マリ/男性/30代前半)
オクラのソースをかけることで、つるんとしたのど越しになって食べやすそう。ちなみにオクラは日本だけではなく、ヨーロッパやアメリカで食用として栽培されています。
・ウズベキスタンのマスタバという伝統料理で、野菜スープにライスが入ったもの (ウズベキスタン/20代後半/女性)
どうやらトマトベースのスープのようで、地域によって牛肉やバターも入れるらしい。おいしそうだ。
欧米ではチキンや野菜のスープを作る家庭が多く、お米を食べる文化圏ではおかゆが多いようです。具材や味付けまで細かく描写して回答してくれた人が多く、おふくろの味への思いを感じさせるアンケートとなりました。