ふるさと納税は所得税・住民税の節税ができ、返礼品ももらえるお得な制度。その一方で、もしかしたら"返礼品の食品は家族向けばかり"と感じる人もいるかもしれません。
そこでこの記事では一人暮らしの方に向けた、返礼品を選ぶポイント、オススメ商品の具体例を解説します。
一人暮らし向け! 返礼品の選び方、4つのポイント
ふるさと納税は、実質負担2,000円で魅力的な返礼品がもらえる制度です。寄附先が1年間で5カ所以内なら、ワンストップ特例制度も利用できるため会社員の方にもオススメです。
ただしお得ではあるものの、食品は大量に届くため持て余してしまうことも。一人暮らしの方は、以下の点を意識してみましょう。
小分けにされた食品を選ぶ
ふるさと納税ではお肉やお魚など、値段と比べて量が多くコスパに優れた商品も数多く見られます。ただし一人暮らしだと、消費するのが大変なこともあります。
そこでオススメなのは、小分け・個包装された商品です。たとえばお肉が500gで1パックにまとまっているより、100gのパックが5つ入っているほうが便利です。
冷凍で小分けされているものなら、少しずつ解凍して使えますので、単身者の方も消費しやすいでしょう。
長期保存ができる食品を選ぶ
一人暮らしだと食品の消費量が比較的少なく、なかなか消費が進まないこともあるので、保存がきくものもオススメです。例えばレトルトのカレーやパスタソース、缶詰やレトルトご飯など、長期保存が可能なものを選びましょう。
消費期限をしっかり確認し、非常用食品として準備しておくのも良いかもしれません。
バラエティセットを選ぶ
同じ食品ばかり一人で食べていると飽きてしまいそう……と感じるなら、複数の商品が組み合わさったバラエティセットを選びましょう。例えばステーキ・ハンバーグ・バラ肉のセットなどです。
食品以外を選ぶ
食品はどれも消費しきれなさそうと感じるなら、日用雑貨品・家電などを選んでみるのも良いかもしれません。地方オリジナルの高品質な食器などを選ぶのも、ふるさと納税ならではの楽しみです。
一人暮らしの方にオススメの寄付先・返礼品
ここから、単身世帯の方に向いている、ふるさと納税の返礼品をいくつか紹介します。
北海道日高産 塩いくら小分けパック(60g×7)
普段はあまり食べない豪華な食材を堪能したいなら、いくらもオススメです。普段の食卓にいくらを添えると、華やかな印象になります。ご飯にたっぷりかけて、贅沢ないくら丼や海鮮丼にするのも美味しいです。
こちらの商品は60gずつの小分けになっているため、単身の方が1パックずつ解凍して食べるのにピッタリ。新鮮な鮭の卵のみを使用し、塩だけで味付けしているそうで、いくら自体の風味をそのまま味わえる一品となっています。
いくらは漁協で水揚げと選別をおこない、港に隣接した冷凍工場で、鮮度をキープしたまま加工されるとのこと。職人の熟練した技術があるからこそ生まれる美味しさですね。
【鹿児島県産】豚バラエティセット1.48kg(10食分)
お肉をたっぷり食べたい方には、こちらの3種類・10食分の豚肉がセットになった商品もオススメです。臭みの少ない鹿児島県産の豚肉で、セット内容は豚めしの素150g×4食分、ポークソテー120g×4袋、塩だれ豚バラ120g×2枚×2袋となっています。
豚めしは煮込んで作るのが一般的ですが、こちらでは炒めて仕上げるオリジナル商品とのこと。またポークソテーは厚切りのロース肉を使ってスタミナ焼き風に仕上げてあり、飯が進む一品として重宝しそうです。
塩だれ豚バラは、ごまの風味が豊かな塩だれで豚肉を絡めたもの。袋から出してフライパンで炒めるだけと、時間がないときのおかずの用意にもピッタリです。
魚沼産コシヒカリ雪中貯蔵米パックご飯12個
大量のお米は一人暮らしだと持て余しがちですが、パックご飯ならコンパクトに収納できて便利です。こちらは高級米で知られる新潟県魚沼産のコシヒカリ、そのなかでも雪中貯蔵米というお米を使ったパックご飯です。
具体的な産地は新潟県小千谷市で、魚沼地区の北部。ここで生産されるお米は、昼と夜との寒暖差が大きいことから、独自の甘味が生まれるのだとか。
通常のレトルトご飯と違い、無菌のクリーンルームで炊いて仕上げているそうで、電子レンジで簡単にチンして食べられるので、仕事が忙しい方にも最適です。
パックご飯は災害時の備蓄食としても使えます。万が一の事態に備えて、用意しておくのも良いでしょう。
一人暮らしでもふるさと納税を活用しよう
ふるさと納税では、単身の方に向いた返礼品もたくさん用意されています。小分け、保存がきく、バラエティがあるなどのポイントを踏まえて選んでみてください。
ふるさと納税で、今年度の節税に間に合わせたい方は早めに申し込みましょう。
※返礼品の情報は2020年12月時点のものです。最新の情報をご確認ください