季節やイベントにあわせて使いたい"生きた"英語フレーズを紹介していきます。どれも短いフレーズなので簡単に覚えることができるはず。ぜひ、お気に入りのフレーズを見つけて、使ってみてくださいね。

第1回目は、冬のこの時期にぴったりの「寒い」にまつわるネイティブ表現を、英会話イーオン新規事業開発部オンラインレッスングループの高木先生に伺いました。

■「寒い」をいろんな角度から言ってみよう!

一言で「寒い」と言っても、それを表すフレーズはさまざまあるんです。ここでは、寒さを伝える表現をいくつか紹介していきますね。

・It's cold.(寒い)

みなさんが知っている一番ベーシックな「寒い」の表現ではないでしょうか? ただ、ネイティブはこれ以外の言い回しも使うので、ぜひそちらも覚えていってくださいね。

・It's freezing. (凍えるように寒い)
・It's shivering cold. (震えるほど寒い)
・It's biting cold. (ものすごく寒い)

【ワンポイント】
Shiver は「震える」という意味。bite は「噛む」という意味で(噛まれた時のように)肌を刺すような寒さを表すときに使えます。

また、ベーシックな「cold」の表現に副詞などをつけることで、より細かく表すこともできますよ。

・It's really/very cold. (とっても寒い)
・It's incredibly cold. (信じられないくらい寒い)

■冬に使える表現とは?

続いては、冬に使える挨拶などを見ていきましょう。

・It's getting colder. (だんだん寒くなってきましたね)
・The winter is coming soon. (冬はもうすぐそこです)
・The winter is setting in. (冬が始まる)
・Feels like the winter is just around the corner. (冬はもうすぐです)

【ワンポイント】
set in は start と同じ意味で使えます。
(例)This year the rainy season will set in earlier than usual. : 今年の梅雨は例年より早く始まるらしい

■相手を気遣う大人なフレーズ

寒い時は「体調に気をつけて」と気遣うことも多いですよね。そんな時は、こんな風に伝えてみるのはどうでしょう。

・Please stay warm. (暖かくしてね)
・Please take care of yourself. (体調にはお気をつけください/ご自愛ください)
・Don't catch a cold. (風邪をひかないようにね。)

続いては一緒の部屋にいる時など、相手が寒くないかと気遣うことってありますよね。そんな時に使えるフレーズがこちらです。

・Is it warm enough? (十分暖かい?/寒くない?)
・Shall we turn some heat on? (暖房をいれましょうか?)
・Do you want me to turn up the heat? (暖房の温度を上げる?)
・It's so dry! Should we turn on the humidifier? (とても乾燥しているね! 加湿器をつけようか?)
・How have you been under this cold weather? (寒いけど、(調子は)どうですか?)


日本語と一緒で多彩な表現を使いこなせると、気持ちがより一層相手に伝わりやすくなるはず。ぜひ、状況や相手にあわせて「寒い」にまつわるフレーズを使いこなしてみてくださいね。