磐越西線と只見線が乗り入れるJR会津若松駅。福島県会津地方の中心地、会津若松市にある駅で、「東北の駅百選」にも選ばれれている。駅前には白虎隊の像やしゃべる赤べこが置いてあり、会津らしさを醸し出している。そんな会津若松駅の立ち食いそば店「そば処 立ちあおい」では、ある名物が朝から食べられるらしい。

  • 鶴ヶ城の赤瓦を模した屋根が特徴的なJR会津若松駅

  • 朝6時半から営業している立ち食いそば屋「そば処 立ちあおい」

その名物とは会津若松市のお隣、喜多方市の名物であり、「日本三大ラーメン」のひとつ、喜多方ラーメン。「そば処 立ちあおい」のポスターには「朝ラーやってます」とPRされている。同店舗の喜多方ラーメンは朝6時半から11時までの限定メニューで、その時間にしか提供されていない。

  • 時間限定メニューで喜多方ラーメンが味わえる「朝ラー」

  • 立ち食い用のカウンターとテーブルが置かれた店内

注文は券売機で食券を購入するスタイル。「喜多方ラーメン醤油」が590円、「喜多方チャーシュー麺醤油」が740円となっている。大盛りはプラス150円だ。

今回は「喜多方ラーメン醤油」を注文した。カウンターで食券を渡し、待つこと数分。出てきたラーメンは、澄んだスープにちぢれ麺。チャーシューとメンマにナルトとネギ、そして海苔がトッピングされている。

  • 朝から食べられる喜多方ラーメン

  • カウンターに置かれた揚げだまは無料サービス

あっさりだけどしっかりとした味のスープにちぢれ麺が絡み、これぞ喜多方ラーメンといった雰囲気は十分に味わえる。朝から食べるラーメンとしては、ギトギト系よりはあっさり味のほうが良いのかもしれない。

  • ラーメン以外のメニューも充実している

ちなみに、会津はそばも有名なので、そちらもおすすめだ。東北名物の「めかぶそば」(410円)やボリュームたっぷりの「イカ天そば」(530円)などがメニューにそろっているので、ぜひ試してもらいたい。