業界や会社によって「カジュアルな服装で面接にお越しください」と言われるケースがありませんか。リクルートスーツ以上に選択肢の幅が広いからこそ、「何を着て行くか」迷いますよね。
「清潔感ある着こなしを心掛ける」ことの重要性はイメージしやすいですが、どこまでカジュアルな恰好で許されるのか、その基準については曖昧です。
世間の常識:清潔感ある恰好で!
今回は面接におけるカジュアルな服装、その具体的な指針について、『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』(WAVE出版)の著者が解説します。
オフィスカジュアルを軸に考えよう
カジュアルとは言っても、家着同然のリラックスウエアは好ましくありません。あまりにカジュアルな恰好は、オフィスという場所で浮いてしまうからです。その企業のウェブサイトに紹介される、「先輩社員の恰好を真似る」という方法もありますが、必ずしも手掛かりが多いとは言えませんよね。
そこでオフィスカジュアルを軸に考えてみましょう。これはジャケットを軸にした着こなしですが、必ずしもカッチリしたものである必要はありません。インナーも襟シャツではなく、クルーネックのカットソーで合わせてもOKです。
足元をクリーンな印象の白スニーカーでまとめてあげれば、程よいオフィスカジュアルに仕上がるでしょう。このとき、パンツ丈に気を付けてください。スニーカーに乗っかるパンツ丈はだらしない印象に見えるからです。靴にギリギリ生地が触れる程度を目安にしましょう。
メンテナンスに気を配ろう
どんなにお気に入りの服でも、洗濯を繰り返して生地がヨレているという事態は避けたいところ。またデザイン性が強いものは余計な印象を与えてしまいかねません。
シンプルながらもキレイな状態の服装を用意しましょう。もし生地がヨレているなら、プチプラブランドで構いませんので、このタイミングで新調してください。またカットソーやシャツなどのインナーは、アイロンの有無で、印象がだいぶ変わりますよ。
スーツ以外の着こなしから読み取れる情報は想像以上です。クリーンなオフィスカジュアルで、余計な印象は排除しましょう。