世の中には、2種類の人間がいる。それは『男』と『女』。同じ人間ではあるが、『種類』が違うので『考え方』も違う。よく「彼女(もしくは彼)が自分のことをわかってくれないっ!」と嘆いている人を見かけるが、これは的はずれもいいところ。違って当たり前。つまり、わかり合えなくて当たり前なのだ。だって種類が違うんだもん。ここでは、アンケート「彼女に言われて深く傷ついた言葉」を紹介するので、いかに考え方が違うのかを見ていきたい。

彼女にいわれて深く傷ついた言葉

今回のアンケート結果一覧

Q1. 「うわー真面目だねぇ」(何が悪い)

深く傷ついた 42.1%
浅く傷ついた 57.9%
50%

Q2. 「それでも男なの?」(絶句)

深く傷ついた 41.5%
浅く傷ついた 58.5%
50%

Q3. 「でも、前の人(元カレ)はしてくれたよ?」(そうですか)

深く傷ついた 45.5%
浅く傷ついた 54.5%
50%

Q4. 「あれ、ここ前も来たよね?」(誰と?)

深く傷ついた 37.1%
浅く傷ついた 62.9%
50%

Q5. 「ごめん、好きだけど別れよ」(『好きだけど』はいらない)

深く傷ついた 40.5%
浅く傷ついた 59.5%
50%

男が傷つく言葉:3位「それでも男なの?」

生まれてこのかた、男として懸命に生きてきたにもかかわらず、愛する女性に投げかけられる「それでも男なの?」という、まさかの疑問符。性格や行動ではなく、ジェンダーを否定されるのはつらい。もう、逆に聞き返そう。「おれって男じゃないの?」って。

【使用例】
彼と付き合って3年目のAさんは、彼にある不満が募っていた。それは『女々しさ』。付き合いたての頃はあんなに男らしかったのに、今ではナヨナヨしていて気に食わない。今日、部屋に小さなハエが飛んでいるのを見つけた彼が小声で「ヒッ!」と言ったのを聞いて、ついこんな言葉を口走ってしまった。「ねぇ、それでも男なの?」

男が傷つく言葉:2位「でも、前の人(元カレ)はしてくれたよ?」

女性がついやってしまいがちなのが『比較』という悪魔の思考。男性はこれが一番の苦手。遺伝子に競争心が組み込まれているので常に一番じゃないと気に食わないのである。こういわれたからといって男性は、してあげないし、落ち込まない。ただ怒るだけだ。

【使用例】
まだ付き合って半年のBさんとCくんのカップル。今日は初めて遊園地デート。朝早くからたくさんのアトラクションに乗ったせいか、昼過ぎには二人ともお疲れモードに。化粧ポーチや香水……準備万端で来たのでBさんはバッグがいつもより重め。Cくんに持ってほしいと頼むとイヤそうな顔。すかさず「でも、前の人はしてくれたよ?」とひと言。

男が傷つく言葉:1位「ごめん、好きだけど別れよ」

ひとまず、分解してみていきたい。「ごめん」→なぜ謝る? 「好きだけど」→なぜ別れる? 「別れよ」→好きなのに? と、このようにまったく意味が成り立たないのだ。わからない言葉の3段活用で、あえなくフラれてしまう男性の心には、絶望しか残らない。

【使用例】
Dさんは、4年付き合ったEくんに別れようと決意した。理由は……『好きだけど、好きじゃない』から。(Dさんの本心:Eくんのことは好きだけど、もっと好きな人に出会えるかもしれない。その場合、このまま彼女でいる時間はもったいない……つまり、好きだけど、好きじゃない)。Eくんを呼び出し、こう告げる。「ごめん、好きだけど別れよ」

やっぱり、男と女は種類が違う

おわかりいただけただろうか。男と女は種類が違うのである。「なんで、おれにそんなこと言うんだ!」「どうして私のことをわかってくれないの!」……ノーノ―、それは種類が違うから仕方ないのだ。男女がうまくいく秘訣は、種類が違うことを頭に入れてお付き合いをしていくこと。……ウン、それができないんだよね。(おみず)

調査時期: 2018年5月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性500名、合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート