知ってるようで知らない「七夕」
あした7月7日は七夕です。もう短冊に願いごとは書きましたか? いつもこの時期になると、「男女(織姫と彦星)の密会に乗じてみんなで願い事するってどういう理屈やねん」と思ってしまいます。思いませんか? しかしながら、七夕は伝統ある日本の行事の一つ。そんなこといいながらも今年もせっせと短冊をつるしてきました。
そんな今回は、「七夕の豆知識、知ってた?」をテーマに、マイナビニュース会員男女500名へ二者択一でアンケートを実施。知られざる七夕の秘密に迫るようでそんなに迫りません。
今回のアンケート結果一覧
Q1. 七夕の発祥は中国
Q2. 笹につるす短冊は5色と決まっている
Q3. 織姫と彦星が離されたのは働かなかったから
Q4. 七夕の語源は着物を織る機械の「棚機(たなばた)
Q5. 七夕にそうめんを食べる地域がある
七夕の発祥は中国
日本における七夕は、もともと中国で行われていた行事が奈良時代に日本に伝わり、日本に元からあった伝説と合わさって誕生したと言われています。ちなみに日本や中国だけでなく、韓国、台湾、ベトナムなどにも七夕文化があるそうです。
笹につるす短冊は5色
適当にそのへんにあった紙を短冊にしてませんか?七夕はもともと、裁縫の上達を願う行事でもありました。そのため、当初は5色の糸を飾っており、それが変化していつの間にか紙の短冊を飾るようになったんです。その5色とは、陰陽五行説に由来した「青・赤・黄・白・黒(紫)」。青は仁、赤は礼、黄は信、白は義、黒は智を表しているそうです。
織姫と彦星が離されたのは働かなかったから
そうなんですって! なにやら悲劇が展開されたのち引き離されたのかと思ったら、結婚後ラブラブすぎてお互い仕事が手につかなくなり、怒った神様的な人が二人を引き離したそうです。諸説あり。
北海道の七夕「ローソクもらい」とは?
ここで回答者から新たな情報が入りました。
「北海道の七夕はハロウィンのように家をまわってお菓子をもらう風習があります」(女性、53歳、北海道)
調べてみると、北海道の一部の地域では、「ローソクもらい」といって子どもたちが七夕の夕方に提灯を持って近所の家々を回り、お菓子をもらうという、ハロウィンさながらの行事があるそうです。もともとはお菓子ではなくろうそくをもらっていたので、「ローソクもらい」と言われているんですね。
ちなみに、北海道に引っ越したばかりの人は、「ローソクちょうだい」といわれて本当にろうそくをあげてしまい、子どもたちに「マジかよ」と思われることがあるそうなので、気をつけましょう。
調査時期: 2018年6月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性250名 女性250名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート