皆さんこんにちは、せおです。
今回は抜き打ちテスト、ポエミー検定3級の夏季試験になります!
とはいっても、この美しい世界において、落日に沈みゆく己の影と、無垢で純白な百合の花を見て涙を流す皆さまからしたら、さぞかしカンタンだったことでしょうね。
フィーリングで回答することも大事ですが、「ワケがわからない!!」という人のため、何問か解説します。
今回のアンケート結果一覧
Q1. はんなり鳴り響く風鈴の音と、草の香り。そして愛しいあの人のことを思い出す
Q2. 花火のいちばん真ん中。重低音が鳴り響く瞬間、深く、目を閉じる
Q3. 朝一面に咲き誇るアサガオ。昼にはしぼんでしまうその運命に袖を濡らす
Q4. 熱帯夜にみた夢。意識の外でにじみ、忘れてしまったその夢はとても懐かしく、心地よいものだった
Q5. 暑さと蜃気楼で揺蕩う(たゆたう)コンクリート。ああ、きっとこの夏は幻想だったのだ
風鈴は大切なあの人のよすが
第1問のポイントは「風鈴」「草」。ポエマーはふたつの単語から、「これは愛しい恋人と庭や縁側で過ごす、何気ないけど大切なシーンなのだな」推測します。そして「思い出す」と続くことから、今はもう隣にいない、大切な人のことを思い出すよすがなのだ、と気づいてしまうわけです。
「おまえ、そんな経験ないだろっ」と思ったあなた。はい、0点です。ポエミー検定5級からやりなおしましょう。
経験のあるなしに関わらず、感性豊かなポエマーは、まるで経験したかのようにその場面、心情をおもんぱかり、「わかるよ……」と涙してしまうものなのです。
花火の重低音に、夏のひと日を想う
「花火の重低音」は心臓の鼓動、「花火のいちばん真ん中」はとても大切な人を連想させます。花火を大切な人と目にしながら、非常に緊張していることがわかりますね。そして次に「深く、目を閉じている」。
「花火大会で告白する前に緊張して、ギュッと目をつぶっているんだな」と考えたあなた。はい、0点です。ポエミー検定4級をやり直してください。
「ぎゅっと、目をつぶる」のではなく、「深く、目を閉じる」のです。つまり今はもう隣にいない、大切な人と見た花火の記憶を回想しているんですよ。ここまで考察できた人は、立派なポエマー。ポエミー検定3級を授けましょう。
暑さに揺らぐコンクリ―ト
5問目がいちばんカンタン。暑さでコンクリートの先がユラユラと揺らぎ、歩いても歩いても地平線が続いている気持ちがします。そんな暑さの中、意識もなんとなく朦朧として、ただただ遠すぎるコンクリートの地平線に絶望する様子がうかがえます。そうして「ああ、この夏はきっと、幻だったのだ」と考えるわけです。
今回のポエミー検定3級はいかがだったでしょうか。
4問以上「わかるよ……」と答えた人は、ポエミー検定3級です!ダメだった人は過去問から傾向と対策を練り、しっかり次回に備えておいてくださいね。
調査時期: 2018年5月30日~2018年6月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート