学校の『校歌』って覚えてる? 集会、入学式、卒業式……なにか校内行事があるたびに歌わされるので、いまだにフルコーラスを熱唱できるという人もいるかも。そんな思い出深き校歌には、全国的に共通点が多々ある。ここではマイナビニュース会員500名に「校歌にありがちなこと」と題したアンケートを実施してみたので、母校の歌を思い返してみてほしい。
校歌にありがちなこと
今回のアンケート結果一覧
Q1. 若者を「若人」と呼びがち
Q2. 山や川など自然を讃えがち
Q3. 雨の日も風の日も頑張りがち
Q4. サビに「あぁ」「おぉ」を使いがち
Q5. 「我らが〇〇校」で締めがち
1番ありがち:「自然を讃えがち」
「美しき〇〇山ぁ」「母なる〇〇海ぃ」……と、とにかく地元の自然を褒めたたえるのが校歌のキホン。山があれば「山」、海があれば「海」、山も海もなければ「平野」を讃える。ちなみに、僕の母校ではAメロ、Bメロで「日光」を褒めちぎった末、ラストは「ひかりいっぱい、ひかりいっぱい、〇〇校」で締めるという、まさかの終始「太陽」推し。海辺の学校なのに、なぜ海を褒めないのか。なぜ太陽をそれほどまでに推すのか。卒業して20年以上が経った今でも理由はわからない。ただ、今でも「太陽」と聞くと、ついこの歌詞を思い出してしまう。そんなとき、校歌のポテンシャルの高さを感じざるを得ない。
2番目にありがち:「あぁ」「おぉ」
「あぁ」「おぉ」……これら感嘆の気持ちを表現した言葉たちも、校歌の常連。「あぁ」と聞けば「果てしないぃ~」と歌いたくなる気持ちもわかる。はたまた「川の流れのようにぃ~」と歌いたい人もいるだろう。いや、「しあわせのとんぼよぉ~」かもしれない。いやいや、今の時期は「夏休みぃ~」でしょ! と思っている人もいるはず。このように「あぁ」で始まる名曲は多い。でも、きっと人生で一番最初に「あぁ」と歌ったのは、母校の校歌に違いない?
3番目にありがち:「我らが〇〇校」
自然を褒めたり、感嘆の言葉を歌ったり、若者を若人と呼んだり……溢れんばかりのスクールライフへの愛情を歌ったら、最後はやっぱり「〇〇校」で締めるのが校歌の掟。こうでなくっちゃ、しっくりこない。なんだかんだ言って、歳とってから思い出すのってサビよりも「~我らが〇〇校」の歌詞だったりする。
卒業して月日が経ち、地元から離れた場所で暮らしていると、なかなか母校に足を運ぶことは難しい。そんなとき、この校歌を口ずさめば、懐かしい学校生活の思い出が目に浮かんでくる……かも(もちっこ)
調査時期: 2018年5月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性250名、女性250名、合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート