4月から大学や仕事がはじまり、実家を離れ、一人暮らしをはじめた人も多いでしょう。どんな時間に帰っても家族に文句をいわれない、友人を自由に呼べる、毎日好きなものを食べられるなど、一人暮らしには多くの魅力があります。しかし、なれ親しんだ生活からいざ環境が変わってしまうと、実家が恋しくなる瞬間もあるのではないでしょうか。

そこで今回は「実家に帰りたくなる瞬間」をテーマに、一人暮らしをしたことがあるマイナビニュース会員男女597名へ二択のアンケートを実施してみました。

実家に帰りたくなる瞬間

Q1. 孤独・寂しさを感じたとき

帰りたくなる 48.6%
帰りたくならない 51.4%
50%

Q2. グチを聞いてほしいとき

帰りたくなる 38.5%
帰りたくならない 61.5%
50%

Q3. 病気やケガをしたとき

帰りたくなる 50.3%
帰りたくならない 49.7%
50%

Q4. お金がなくなったとき

帰りたくなる 61.1%
帰りたくならない 38.9%
50%

Q5. 家事がめんどうになったとき

帰りたくなる 44.2%
帰りたくならない 55.8%
50%

2人に1人が「お金がなくなったとき」に帰りたくなる

実家に帰りたくなる瞬間No.1は「お金がなくなったとき」でした(61.1%)。一人暮らしをするとなると、なにもかも自身で切り盛りしなければなりません。どうしても生活費の出費が増え、貯金を切りくずしてでも生活しなければいけないときってありますよね……

しかし実家生活では、家賃を支払う必要はありませんし、光熱費や食費を気にする人は少ないはずです。お金がなくなってしまったときは、まるで天国のような実家に帰りたいと思う人が多いのはうなづけます。

「グチを聞いてほしいとき」は少数派

「グチを聞いてほしいとき」に実家に帰りたくなると答えた人は38.5%と、一番少ない結果となりました。私の場合、仕事のストレスがたまったときに、いつでも味方でいてくれる家族に話を聞いてほしくて、実家に帰りたくなってしまいます。なので、「帰りたくなる」の回答が思ったよりも少なく、驚きました。


一人暮らしは自立の第一歩です。なれ親しんだ実家を離れて生活しているからこそ、実家のありがたみがわかります。もしつらいことがあったり、つまずいたりして「実家に帰りたいな」と思ったら、ガマンせず素直に甘え、またがんばる―― そうして、少しずつ自分で乗り越えられるよう成長していくことが大切なのではないでしょうか。(魔王)

調査時期: 2018年4月14日
調査対象: 一人暮らしをしたことがあるマイナビニュース会員
調査数: 男性347名 女性250名 合計597名
調査方法: インターネットログイン式アンケート