ついに私のCDデビューが決まりました。正式なリリース日ももう少しで報告できると思いますので、少々お待ちください。今はCDの発売日に向け、レコード会社や事務所のスタッフの皆さんと日々、活動しています。これからは様々な形で皆さんにお目にかかる機会が増えてくると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、11月28日に創刊される『Domino』(サウンド・デザイナー刊)という新しい女性雑誌にモデルとして登場させていただいています。ロックの名盤CDのジャケットを、私が色々な衣装を着て再現するという企画です。七変化というか、ほとんどコスプレという感じで、本当に沢山の衣装を着て撮影しました。色んな表情の私を見ていただけると思うので、機会がありましたらマイコミジャーナル読者のみなさんも本屋さんでチェックしてみてください。今後も歌だけでなく、モデルの活動も続けていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします。
とてもリアルな女の子だと思いました
チャットモンチーのPV集を見ました。チャットモンチーの事は良く知らなかったのですが、歌詞も曲もストレートで、飾りがなく、自然で、何か心の隙間に丁度良くピッタリはまる感じです。私は最近、音楽で表現していく事に関して、色々と悩む事が多いです。「この歌詞はこうしたほうがいいんじゃないか?」、「ここは歌い方を変えたほうがいい?」みたいに、なかなか正解が見つからず、さらに悩み迷います。そういう悩みや迷っている様子さえも、表現としてそのまま丸ごと自然に出せたらいいなあと、チャットモンチーを観ながら思いました。
ボーカルの小さな女の子が持っているギターがとても大きく見えて、それをジャカジャカかき鳴らしながら、澄んだ瞳でカメラを見据えている姿がとても印象的でした。 PVも可愛い物や格好良い物だけでなく、アニメまであるのですが、どれを見てもチャットモンチーという感じで、アーティストのイメージがちゃんと完成されているんだなあと感じました。どういうわけか彼女たちを見ていると、私まで女の子に生まれてきて良かったと思ってしまいました。女の子にしか出来ないロックをやっているという感じが、本当に良く伝わって来たんです。未熟なのでこれからも悩むとは思いますが、私も女の子にしか出来ない音楽をやっていきたいと強く思いました。
チャットモンチー |
ベテランロックバンドの最高のステージ・アクト
プライマル・スクリームのライブDVDを観ました。長いキャリアを誇るバンドですが、ライブの映像作品は初めてのリリースだそうです。デビュー以来、ギター・ポップ、ガレージ・ロック、ダンスミュージック、ロック、テクノ、エレクトロパンク、そして最新作ではまたロックと、常に音楽性を変化させ続けてきたバンドです。私のバックで演奏してくれているギタリストさんが、ずっと「本当に大好き!」と熱く語っていたので、私もかなり気になっているバンドでした。
ありきたりな言葉ですが、彼らのステージは本当に格好良く、完成されています。ボーカルのボビー・ギレスピーは派手なアクションや煽りもせず、淡々と歌い続けているのですが、観客の盛り上がりは最高潮! 20年以上のキャリアを誇りながらも新鮮で、今現在のプライマルの音をちゃんと鳴らしているという印象がありました。ライブは最新アルバムのロックナンバーを中心に構成されているのですが、過去のダンスミュージックやテクノもアレンジが施され、生演奏のロックロールとなっていたので驚きました。ステージ上で常に笑顔を振りまいて、動きでも魅せてくれるベースの人がいたのですが、彼が伝説のロックバンド、ストーン・ローゼズのベーシスト、マニと聞いて納得しました。
ボーカルのボビーとベースのマニのインタビューや、過去のPVも多数収録されていて、本当に内容盛り沢山です。どんなジャンルの音楽をやっていてもプライマル・スクリームらしさが全開です。これは大切な事だし、とてもうらやましいです。私もまだまだですが、「今回はロックで」、「今回は弾き語りで」みたいな感じで、長い期間、自由に音楽に取り組む事ができたらいいなあと思いました。良い意味で気楽に好きな音楽を続けていけるというのは、本当に理想です。
プライマル・スクリーム |
クラブシーン最前線のDJが多数登場します
クラブミュージックというか、クラブ文化の歴史が語られたドキュメンタリー作品を見ました。クラブミュージュックが発展していき、DJという裏方の存在が、アーティストのように注目を浴びる存在になって行く様子が、この作品を見るとよく分かります。
「12時間居続けても、まったく飽きないイベントがあった」とか、DJ自身が過去にオーガナイズした違法野外レイブのエピソードとか、私の知らないクラブの凄い話満載でした。私自身、クラブイベントに出て歌わせていただいたり、クラブに遊びに行っていた時期もあるのですが、どうしても朝まで遊ぶ事は出来ませんでした。やっぱり夜は家で眠るのが好きなんですよね。疲れちゃうんです。でも、この作品を見たら、また「クラブに行きたい」という気持ちも芽生えました。これまでDJの方々を意識する事はあまりなかったんですが、これからは選曲とか細かい部分もチェックして楽しめそうです。
クラブに関して、「そこでは、弁護士もベルボーイといったあらゆる職業の人間が、性別も肌の色も関係なく、音楽でひとつになり幸せな時間を過ごす」というようなクラブ好きの人の証言がありました。この言葉が、クラブ文化に限らず音楽の楽しみ方を表しているような気がしました。私も、クラブでも、ライブハウスでも、自宅でも、色々な場所で色々な人に聴いていただける音楽が作れたら嬉しいです。
フランキー・ナックルズほか |
自分のデビューが近いというせいもありますが、色々な作品を見るたびに刺激を受け、自分の音楽に対する姿勢も考えさせられます。まだまだ頑張りますので、応援よろしくお願いします。
hito
2008年初頭アーティストとしてついにCDデビュー決定!! 現在は女性誌を中心にモデル活動を続けつつ、ライブとレコーディングの日々。自ら作詞・作曲もこなす。オリジナル楽曲はこちらで試聴可能。ブログも見てね