みなさんこんにちは、hitoです。今日はみなさんに報告があります。ついに私のファーストライブが決定しました。ワンマンライブではなく、イベントへの出演という形です。8月13日月曜日、代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」にて行われる「ウタウ・オドル・ワラウ」というイベントで歌わせていただきます。緊張しつつも、かなり燃えてます。これまでは、myspaceなどで一部しか聴いていただけなかった私の楽曲を、生でしっかりお届けしたいと思います! 東京近郊にお住まいでお時間のある方は、是非聴きに来てください。あ、夏休み気分で東京以外の方もできれば是非! ちなみに、今回はバンドスタイルでの演奏です。日々、バンドのみんなと猛練習中です。また、このライブ以降、9月末までに都内数カ所のイベントに出演します。もう完全にライブツアーモードです! さらに詳しい情報は「ここ」でチェックしてください。

ヒリヒリ尖った部分に憧れちゃうMO'SOME TONEBENDER

というわけで、今回は私のライブも近いということもあり、ライブDVDを中心に見させていただきました。まずは、モーサム・トーンベンダーの『no evil film presents "DOCUMENT 日比谷野外音楽堂"』です。

モーサムはとにかくヒリヒリした感じの演奏が良いです。でもメロディアスな曲やエレポップっぽい曲もあり、ただ激しいだけでなく、奥行きも感じさせてくれます。あと、まるで演出したみたいに、凄い盛り上がってる中盤の場面で野音に雨が降るんです。それがとても良くて。やっぱり音楽の神様っているのかなあなんて考えてしまいました。

このDVDは面白い映像が沢山入っていて、そっちも堪能しました。アンコール前のエレポップ風の曲では、ステージに気ぐるみの動物たちが大挙して登場したり、メンバーのインタビュー映像のバックにUFOが飛んでいたりして、思わず笑ってしまいました。あと、壁を蟻が這ってたりもしますし。まだまだ、変な場面が隠されていそうで、繰り返し見ても楽しみです。

モーサムの尖がった音には、単純に憧れがあります。自分にはまったくない部分なので。ただ、モーサムに限らないのですが、最近、私が気になるアーティストは、みんな「素のままかっこよさ」みたいな物を持ってる気がします。モーサムも、まさにそれでした。私はいつもかっこつけてしまい、なかなか素でいられないので憧れますね。

MO'SOME TONEBENDER
『no evil film presents "DOCUMENT 日比谷野外音楽堂"』
コロムビアミュージックエンタテインメント
発売中 3,990円

こんな生活をしてみたい……ステレオフォニックスの音楽漬けの日々

ステレオフォニックスの5枚目のアルバムの制作風景を収録したドキュメンタリーを観ました。彼らがツアーを行い、ツアーで書き溜めていた曲を持ちこみレコーディングに入り、それでアルバムを作り、またそのアルバムを持ちツアーに入る。そういう活動の姿を追った作品です。単純にこういう生活がしたいなあと思いました。レコーディングをしている場所も一軒屋で、とても良い感じ。ずっと音楽だけを軸に日々が続いていく感じが素敵でした。

この映像に収録されているレコーディングの前に、バンドのドラマーが辞めてるんですが、そのままレコーディングに入っちゃうんです。助手でお茶を出したりしてた人が、ドラムを叩けるってことで、とりあえず叩いていたら、その人がいつのまにかそのまま正式メンバーになってしまっていて……。こんなに有名なバンドなのに、そういう気さくな感じも良かったです。またレコーディング風景だけでなく、ライブ映像、ビデオクリップなど、充実した内容でした。

ステレオフォニックス
『ランゲージ・セックス・ヴァイオレンス・アザー?』
トランスフォーマー
8月3日発売 3,990円

大好きなカヒミ・カリィの初ライブ映像

元々、カヒミさんの大ファンでした。アートワークや曲も作りこんだイメージが強かったので、ライブではどんな感じなんだろうと、ずっと気になっていました。今回は初のライブ映像作品だそうです。カヒミさんが、「前回は自分で太鼓を叩いたり色々したけど、今回はとても静かなライブだし、皆さん寝てしまってもいいです」なんて発言までしていて……。お人形さんみたいなイメージもあったけど、本当はナチュラルな人なんだなあと思いました。

ステージでは、まっ白な高い椅子に座って、あまり動かずに歌うカヒミさんがとても素敵でした。あと印象的だったのは、水の音。録音した音じゃつまらないということで、ステージに水が置いてあって、その場でスタッフみたいな人がパシャパシャやって水音をだしているんです。その音と、まるで優しい呪文みたいに聞こえるカヒミさん独特の英語やフランス語の言葉が溶け合って、なんか、ライブ自体がひとつの物語というか、おとぎ話みたいな感じでした。おとぎ話と言っても子供向けの物ではなく、色々な経験をした大人が、月夜にベッドで読むおとぎ話という感じ。そんなステージは、観ているだけで穏やかで癒されて、それでいて女性ならではの妖艶な雰囲気もあって……。

カヒミさんと私では目指す場所はまったく違いますが、これだけの空気感、存在感、世界観を出せるアーティスト、そして女性でありたいと思います。とにかく初ライブに向け、頑張りますので、応援よろしくお願いします!

カヒミ・カリィ
『Muhlifein(ムリフェイン)』
ビクターエンタテインメント
7月25日発売 5,800円

hito


今秋、歌手デビューを予定している注目の新人アーティスト。モデルとしても様々な媒体で活躍中。8月13日には、東京・代官山にてファーストライブの予定。楽曲や最新情報は 「ここ」でチェックしてください