こんにちは、hitoです。こないだ、ちょっと遠くで撮影のお仕事がありました。「自分の部屋でくつろいでいるような感じで撮影」という企画だったので、ギターとか私の部屋にある色々な私物を持って集合場所に行きました。でも、沢山の荷物を持ってきたモデルは私だけでした。ちょっと張り切り過ぎたみたいです。撮影の帰り道、疲れ果てた身体で大量の荷物を引きずるようにして帰りました。でも、とにかく音楽が好きという事はアピールできたと思います。あと、現在、myspaceで試聴できるオリジナル曲も、色々な部分を再レコーディングしたり、アレンジを変更したりして、より良くなっているので、是非聴いてみてください。デビューまで、まだまだ頑張ります!
1990年代前半のグランジブームで重要な位置を占めていたダイナソーJr.のライブDVDを始めてみました。残念ながら私はニルヴァーナなどを中心とした、当時のグランジブームのバンドたちをリアルタイムでは知りません。今回のDVDは、昨年ダイナソーJr.が久々に再結成された時の映像ですが、再結成バンドにありがちな懐メロという感じではなく、ちゃんと今の音を鳴らしているという印象がありました。ただ、昔のダイナソーJr.の作品を聴くと、ギターの音は荒れて歪んでるんだけど、ポップに聴こえるなぁ、という印象だったですが、再結成後の音では、その「ポップ」な部分が、少し感じられなくなったような気がしました。ただ、特典映像にインタビューを見ると、ソニック・ユースのメンバーがとにかくダイナソーJr.をリスペクトしていて、キム・ゴードンの「ニルヴァーナでさえも、実はダイナソーJr.から影響を受けていたに違いない」という主旨の発言は、興味深かったです。あと、俳優のマット・ディロンまで登場して、ダイナソーJr.の魅力を語っていたのには感銘を受けました。
ダイナソーJr. ライブ・イン・ザ・ミドルイースト |
世界中の色々な場所で、ロックフェスが多数開催されていますが、このDVDは35年以上前に開催されたグラストンベリー・フェアの貴重な記録映像です。私はロックフェス自体は未体験なんですが、こんな凄いイベントが、当時は入場フリーで行われていたという事実に驚きました。このイベントは現在、世界最大のロックフェスと言われるグラストンベリー・フェスティバルの前身です。さすがに現在は無料とはいかないようですが、一度はあの名物のピラミッド型のステージを生で見てみたいです。
このフェスではステージ上に巨大なピラミッドのオブジェがあるんですが、このピラミッドを建造しているところからDVDに映像が収められているんですよ。それだけならまだしも、まだフェスも演奏も始まっていないのに、そのピラミッド作りをただ眺めてる人々がいるんです。もう裸の人とか、バイクに乗った人とかいて、凄いです。使い古された言葉ですが、イベントの映像全編に、自由と平和な感じが漂っていました。もちろん、演奏がスタートしてからも、みんなそれぞれ自由に音楽を楽しんでいて素敵でした。本当に音楽を楽しみたい人が、ただ集まっているって感じが出てます。音楽は商業的な部分もあるのでもあるんですが、多分、あの時代のあの場所にいる人たちは、誰もそんな事考えていなかったんじゃないかって気がします。私も今年のサマーソニックには初めてお客として参戦します。もう、今から毎日楽しみです! 暴れてる私を見かけたら、笑ってやってください。もちろん、いつかは、自分も出演者としてフェスに出たいです。
グラストンベリー・フェア |
この間、プロデューサーの古澤大(パリスマッチ)さんと、レコーディングエンジニアさんの3人で打ち合わせをしていた時、なぜかフィッシュマンズの話題が唐突に出て、それ以来、ずっと気になっていたところに、このDVDを観る機会をいただきました。もう10年前の古い映像集なんですが、多くのアーティストの方々がフィッシュマンズをリスペクトし続ける理由が、この作品を観るだけでもよくわかります。
また、今聴いてもとってもしっくりくる感じだったので、フィッシュマンズというバンドは本当に時代と関係なく、良い音楽を奏でていたんだなあと感じました。今まで私は映像で動く佐藤さんを見たことはなかったんです。CDだけでフィッシュマンズの音楽を楽しんでいました。今回、初めて動く佐藤さんを見て、ますます好きになりました。ステージ上を佐藤さんが、小動物みたいにとにかく自由に動き回って歌っていました。本当に音の中で生きているという感じで、まさに音楽の人だと思いました。
佐藤さんの個人的な事は解らないけど、音楽の中でしか生きていられない人なんじゃないかなあと思いました。自分の見られ方とかにも無意識なんだろうけど、とにかく音の中の佐藤さんは輝いてました。今、フィッシュマンズフォロワーみたいなバンドは沢山あります。でも、あれはマネしようと思ってもできるもんじゃないです。当時の彼らは流行を考えず、ただ純粋に良い音楽を作ろうとしていたような気がします。私もそうありたいです。10年たっても「ああ、昔の曲ね」と言われないような音楽をやりたいです。もちろん、今、流行する曲を作りたいという気持ちはあるけど、それよりもなにか奥深いところで曲を作らないといけないと思いました。正直、フィッシュマンズという存在に対して、好きとか良いとか以上に、嫉妬を感じました。負けたくないですね。あと、いちファンとしては、佐藤さんが生きているうちに、ライブを一度観たかったです。
フィッシュマンズ in SPACE SHOWER TV EPISODE.3 |
hito
今年、歌手デビューを予定している注目の新人アーティスト。現在はモデルとして、様々なファッション誌やカタログで活動中。自ら作詞・作曲もこなす。オリジナル楽曲はこちらで試聴可能。