JR西日本は3月13日に実施するダイヤ改正で、山陰本線の浜坂~鳥取~米子間にて、夜間を中心に列車の時刻を見直し、最終列車の時刻を繰り上げる。快速「とっとりライナー」は夜間に運転される上り1本の停車駅を追加し、土休日は普通列車に変更する。
快速「とっとりライナー」はおもに鳥取~米子間で運転され、一部列車は出雲市駅まで運転(米子~出雲市間は各駅に停車)。ダイヤ改正に合わせ、平日の夜間に出雲市発鳥取行、土休日の夜間に米子発鳥取行で運転される上り「とっとりライナー」の停車駅が追加される。平日は出雲市駅20時3分発・米子駅21時18分発・鳥取駅23時9分着で運転され、出雲市駅から倉吉駅まで各駅に停車。土休日は米子駅21時18分発・鳥取駅23時12分着の普通列車となり、途中の全駅に停車する。
鳥取~米子間では、夜間を中心に一部列車の運転区間が延長される一方、利用の少ない列車の運転取りやめ、最終列車の時刻繰上げなどが行われる。上りは快速「とっとりライナー」の停車駅追加に加え、現行の米子駅20時45分発・倉吉駅22時0分着の普通列車が運転取りやめに。米子駅からの最終列車は時刻を繰り上げ、現行の米子駅23時11分発から同駅22時40分発(倉吉行)に変更となる。
下りは現行の鳥取駅21時1分発、倉吉行の普通列車を土休日のみ米子行とし、運転区間を延長。平日のみ運転される鳥取駅21時41分発、倉吉行の普通列車も米子行とし、運転区間を延長する。現行の鳥取駅22時3分発、米子行の普通列車は倉吉~米子間で運転取りやめに。ダイヤ改正後、土休日の鳥取駅21時1分発、平日の鳥取駅21時41分発の普通列車が米子行の最終列車となる。
朝の時間帯には、現行の鳥取駅7時25分発の下り普通列車(平日は米子行、土休日は倉吉行)を平日・土休日ともに米子行として運転。途中駅での停車時間を短縮することにより、現行の米子駅10時21分着から同駅10時4分着に繰り上げられる。土休日のみ運転される現行の倉吉駅8時44分発・鳥取駅10時6分着の上り普通列車は運転を取りやめる。
浜坂~鳥取間では、居組駅のみ通過していた快速列車をすべて普通列車に変更。現行の浜坂駅17時19分発・鳥取駅18時10分着の下り普通列車を浜坂駅17時45分発・鳥取駅18時35分着に繰り下げ、鳥取駅での特急列車との乗換え時間を短縮する。
夜間に運転される列車のうち、現行の鳥取駅19時46分発の上り普通列車(浜坂行)、浜坂駅20時42分発の下り快速列車(鳥取行)、平日のみ運転される鳥取駅22時48分発の上り快速列車(浜坂行)は運転取りやめに。ダイヤ改正後、上りは鳥取駅22時7分発の普通列車(浜坂行)、下りは浜坂駅23時3分発の普通列車(鳥取行)が最終列車となる。