鹿島臨海鉄道は3月13日に大洗鹿島線のダイヤ改正を実施する。昼間時間帯の列車の統廃合を行い、始発列車・最終列車の時刻を見直すとともに、新型車両8000形の導入に合わせた車両運用と編成両数の見直しも行われる。
大洗鹿島線では現在、下り37本(水戸発鹿島神宮行19本・水戸発新鉾田行3本・水戸発大洗行14本・大洗発鹿島神宮行1本)・上り36本(鹿島神宮発水戸行20本・新鉾田発水戸行3本・大洗発水戸行13本)の普通列車を運転。うち下り19本・上り18本は新型車両8000形を使用している。
3月13日のダイヤ改正後、大洗鹿島線の普通列車の本数は下り37本(水戸発鹿島神宮行17本・水戸発新鉾田行3本・水戸発大洗行16本・大洗発鹿島神宮行1本)・上り37本(鹿島神宮発水戸行17本・新鉾田発水戸行3本・大洗発水戸行16本・鹿島神宮発大洗行1本)に。うち下り20本・上り20本は新型車両8000形による運転となり、始発から9時台にかけて新型車両を使用する列車を増やすという。昼間時間帯は原則1両での運転となる。
10~15時台に運転される列車の統廃合も行われ、ダイヤ改正後は大洗~鹿島神宮間で下り・上り2本ずつ減便。昼間時間帯の大洗~鹿島神宮間はおおむね2時間に1本の運転となる。現在、鹿島神宮駅16時22分発・水戸駅17時39分着で運転される普通列車はダイヤ改正で運転区間が分離され、鹿島神宮駅16時24分発・大洗駅17時25分着の列車は新型車両8000形、大洗駅17時32分発・水戸駅17時42分着の列車は6000形で運転される。
始発列車・最終列車の時刻も変更。下りの始発列車は、現行の大洗駅5時31分発・鹿島神宮駅6時37分着を大洗駅5時20分発・鹿島神宮駅6時19分発に繰り上げる一方、現行の水戸駅5時49分発・鹿島神宮駅7時25分着を水戸駅6時13分発・鹿島神宮駅7時27分着に繰り下げる。上りの始発列車は、現行の新鉾田駅5時1分発・水戸駅5時39分着を新鉾田駅5時20分発・水戸駅6時1分着に繰り下げ、現行の鹿島神宮駅5時39分発・水戸駅6時53分着を鹿島神宮駅5時47分発・水戸駅7時8分着に繰り下げる。
下りの最終列車は、現行の水戸駅21時46分発・鹿島神宮駅22時59分着を水戸駅21時56分発・鹿島神宮駅23時7分着に繰り下げる一方、現行の水戸駅22時32分発・新鉾田駅23時10分着は水戸駅22時18分発・新鉾田駅22時54分着、現行の水戸駅23時33分発・大洗駅23時47分着は水戸駅23時23分発・大洗駅23時38分着と、それぞれ繰上げに。上りの最終列車は、現行の鹿島神宮駅21時44分発・水戸駅23時3分着から鹿島神宮駅21時46分発・水戸駅23時13分着に繰り下げる。
その他、大洗駅と新鉾田駅で営業時間が短縮され、大洗駅の駅窓口は7時から20時50分まで、自動券売機は6時40分から20時50分までに変更。窓口などが閉鎖されている時間帯は無人駅と同じ扱いとなるため、そのまま改札を通り、整理券を取って乗車し、降車時に精算する必要がある。新鉾田駅では、駅窓口の午後の営業時間を15時20分から19時10分までに短縮(午前の営業時間は変更なし)。自動券売機も7時から19時20分までに短縮する。