JR東日本は、気仙沼線BRT・大船渡線BRTのダイヤ改正を3月13日に実施する。気仙沼線BRTでは、ダイヤ改正に合わせ、大谷海岸駅が「道の駅大谷海岸」(3月オープン予定)の敷地内に移設される。

  • 気仙沼線BRTが3月13日にダイヤ改正を実施

  • 鉄道により運行されていた頃の気仙沼線大谷海岸駅(2006年撮影)

大谷海岸駅の移設日は決まり次第、改めて発表され、移設前日まで現行の位置で乗降できる。気仙沼線BRTの上り線では、陸前小泉駅6時13分発・志津川駅6時40分着の快速便を設定。所要時間は現行より39分短縮され、ミヤコーバスが運行する高速バス「仙台気仙沼線」への乗換え時間も32分短縮される。平日8時台のダイヤも見直し、気仙沼駅での大船渡線BRTから気仙沼線BRTへの乗換え時間を大幅に短縮する。

大船渡線BRTのダイヤ改正では、現在のルートである国道45号と三陸自動車道の道路形状切替えにともない、八幡大橋~唐桑大沢間のルートを変更。道路の切替え後、準備ができ次第、ルートを変更する。上り線では、陸前高田~気仙沼間にて、現行の始発便よりさらに早い5時台に快速便を設定。これにより、大船渡線一ノ関方面への乗換えが便利になり、一ノ関駅から東北新幹線「はやぶさ」「やまびこ」に乗り換えることで、仙台駅に現行より43分、盛岡駅に現行より58分早く到着できるようになる。

  • 大船渡線BRTも3月13日にダイヤ改正を行う

平日19時台のダイヤも見直し、気仙沼駅での気仙沼線BRTから大船渡線BRTへの乗換え時間を大幅に短縮する。平日16~19時台の帰宅時間帯は下り線の高田高校前駅発時刻を25分間隔、上り線の盛駅発時刻を30分間隔に統一し、わかりやすいダイヤとする。