JR東日本は2021年3月13日に実施するダイヤ改正で、特急「成田エクスプレス」の一部列車で利用状況に合わせた運転区間の見直しを行う。高尾駅発着で運転されていた上下各2本はいずれも八王子駅発着となり、運転区間が短縮される。
特急「成田エクスプレス」は成田空港駅発着で横浜・大船方面および新宿・池袋・大宮方面へ運転(新型コロナウイルス感染症の影響により、現在は朝および夕夜間のみ運転)されるほか、朝の成田空港行「成田エクスプレス3・7号」、夜間の成田空港発「成田エクスプレス50・52号」は中央線に乗り入れ、高尾駅まで運転されている。
来年3月のダイヤ改正では、これら4本(上下各2本)において八王子~高尾間の運転を取りやめ、八王子~成田空港間での運転に。中央線新宿~八王子間では、現行の列車と同様、途中の吉祥寺駅、三鷹駅、国分寺駅、立川駅に停車する。
なお、現在は運休となっている列車のうち、成田空港駅9時15分発の上り「成田エクスプレス8号」に関して、現行の新宿行から池袋行に変更する予定となっている。