JR東日本は2021年3月13日に実施するダイヤ改正で、上越新幹線にE7系を追加投入する。2021年秋頃には、E7系がさらに追加投入され、E4系「Max」は運転を終了する予定だという。

  • 東京駅に到着するE7系(2019年6月の報道公開にて撮影)

上越新幹線では2019年3月のダイヤ改正に合わせてE7系を投入し、2020年度末までにオール2階建て車両E4系「Max」をすべて置き換える予定としていた。しかし2019年10月の台風19号でE7系8編成が浸水し、廃車に。復旧に向けた車両新造が進められることになり、この影響もあって上越新幹線へのE7系投入、E4系「Max」置換えの予定も変更となった。

現在、上越新幹線の「とき」下り4本・上り4本、「たにがわ」下り1本・上り1本でE7系を使用。2021年3月のダイヤ改正後、E7系の追加投入により、「とき」下り8本・上り8本(下り・上りともに4本増)、「たにがわ」下り3本・上り3本(下り・上りともに2本増)がE7系による運転となる。その後もE7系の追加投入を進め、2021年秋頃、E4系「Max」は運転終了する予定となった。

  • E4系「Max」は2021年秋頃に運転終了へ

来年3月のダイヤ改正では、朝の通勤時間帯に運転される「たにがわ」の時刻・行先も見直す予定。東京駅に7時台に到着する列車の利用が多いことから、現行の高崎駅7時17分発・上野駅8時8分着「たにがわ474号」を高崎駅6時31分発・東京駅7時24分着「たにがわ472号」に変更する。