モノと丁寧に付き合い、"ミニマリスト"を目指すパンダ「おはぎ」さんがシンプルな暮らしをコミックとエッセイで紹介します(毎週木曜日更新予定)。
部屋に悩んでいる人は多い
マイナビニュースさんで書かせていただいている記事やブログを見てくれている友人・知人の中でも、ミニマリストに興味を持ってくれる方がちらほらいます。ネットで反響を頂けるのはもちろんとてもうれしいのですが、私の友人はミニマリストに興味を持って検索して記事にたどり着いた方とは事前の情報も全然違います。
一度もそんな話をしたことがない友人でも「私も部屋どうにかしたいと思ってたから、すごい参考になる!」という声を聞けるのは非常にうれしいです。それだけ部屋のことで悩んでいる人は多いのだなとも感じます。
捨てたい物は常にある
「部屋をどうにかしたい!」と言う人には必ずと言っていいほど、既に捨てたいものが大体決まっているようです。「何年も着てない服とかあるんだけれどね」「押し入れの奥に置きっぱなしの、もう使ってないものもあるんだけれどね」という声を聞くことも…。何年も使ってないなら捨てても大丈夫だよと促しても「うーん…でもね…」といって考え込んでしまう方がとっても多い!
何年も使ってないのに捨てていないということは「特別な思い出がある」「買ったときの価格が高額だった」「大して使ってない」このどれかだとは思います。ミニマリストの考えに抵抗のなくなってきた私にとっては、これだけでも捨てていい対象になるのですが、それがとても捨てにくいのも気持ちは分かります。でも、捨てるものはその「捨てにくいもの」だけですか? そんな捨てるのに勢いがいるものよりも、もっと気軽に捨てられるものがあるのではないでしょうか。
本当にもったいないもの
以前にも断捨離はただ捨てるだけでなく、本当にそのものが必要かどうか見極めることだと書きましたが、見極めてみて「捨てられない」と思う間は無理して捨てることはないと思います。確かに捨てた方がスッキリしますし、収納に余裕ができます。多少の無理はしても、そこまで使ってないのなら私は捨てる方をオススメしたいですが、断捨離は自分が納得して処分しないと後で後悔してしまいます。
捨てると二度と戻ってこないものだってあります。一番捨てにくい物のことをあれこれ考えて結局何もしない時間の方がもったいないと思いませんか? そんな大物を捨てたいということは、きっと周りを見渡せば、もっと捨てやすくて使っていない物がきっとあるはずです。
今捨てられるものから処分を
捨てにくい物って、ふだんは自分の目のつかない所に保管していたりしませんか? なかなか手に取らないから押し入れの奥に押し込んでいたりなど…。そういったふだんは目に入らない捨てにくいものよりも手近にある、じゃまだなと思っているものを処分した方が手っ取り早くスッキリ感を味わうことができます。お部屋に悩んでいるなら、まずはそういった日々の生活に直結しているところから改善してみてはどうでしょうか。
おはぎ
物と丁寧につきあい、ミニマリストを目指すアラサーのパンダ。
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