連載コラム『年収350万円で200万円貯めた! 元会社員の節約術』は、若くしてお金を貯めるにはどうすればよいかについて、執筆者の美月小夜(みづきさよ)氏が自身の実体験に基づき、"究極の節約術"を伝授します。
子どもはすくすく健康に育って、ある意味順調な子育て生活を送っています。2歳頃になると、習い事や塾などの話がママ友の間でも徐々にでるようになってきました。こんな私でも一応ママ友は何人かおりまして、時々情報交換をしては交流を広く浅く拡げています。私が住んでいる地域は幼稚園受験をする方も多いため、いろいろな情報が入ってきて我が家も受験対応校に少し入れてみたのですが、子どもが反抗してしまうため早々に辞めてしまいました。
それもあり、幼稚園、小学校受験は早々にあきらめて、近所の公立小に入れることにしました。この素早い決断は個人的には良かったと思っています。良く言えば、うちの子は型にはめられるのがとても苦手なんだと思いました。ですので、無理に強制させることはこの子らしさを消してしまうことになりかねないので、向かないと思ったらさっさと切り替えるのも、ある意味節約なんだと思いました。あとは、もうこれ以上面倒ごとはごめんだという気持ちが少しはありました。
受験を早々に諦めたとは言え、何かしらの習い事はさせても良いのではと思っていました。習い事は、ピアノやら公文、スイミング、体操、サッカー、英語、絵画、ダンス、そろばん、習字などさまざまなものがありますが、我が家はとりあえず、ピアノを始めることにしました。理由は特にないのですが、音感やリズム感を持った方が何かと便利かなぁと思ったり、ちょっと弾けたら素敵かも…といった単純な理由からです。本人が辞めたいと言えば、いつでも辞めさせるつもりはありますが、今のところ本人は辞めるとは言いません。
その後近所に公文の教室ができて、体験教室へ行って2教科でお願いしようと思っていたところ、夫が3教科でっ! と鼻息荒く言ってしまい、3教科にすることになりました。これも当然、宿題を見るのは私なのですが…。
この宿題が結構厳しくて、私自身は元々はあまり計画的に勉強をするタイプではなかったので、この毎日のプリント教材を計画的にこなすこと自体がストレスでした。しかもやるのは自分ではなく子どもですから、そう簡単にやってくれません。まず椅子に座って机に向かうという姿勢ができていないのに、国語、算数、英語を毎日やらなくてはいけないのですから、それはとても大変なことです。何とかなだめつつ、徐々に習慣化されてきています。3教科ですので、毎月の月謝も結構かかります。これもまた夫婦折半。どおりで最近白髪が増えるわけです。
それは冗談としても、公文は徐々にハードルが上がって行くのですが、私自身小学生時代に学級崩壊を経験して、実はあまり授業を受けていませんでした。今こうして子どもと一緒に勉強をしていると、それが復習も兼ねているので、個人的には子どものためでもあり、自分のためでもあるのです。そして密かに教材が進むのが楽しみになってきています。子どもと一緒に学び直すのも考え方としてはありなんだと思います。
子どもの塾や習い事は何を選ぶか悩ましいところです。特に子どもが幼い頃は親のエゴのような決め方になりがちですので、体験講座などを上手に利用して子どもの様子を見てから決めるのも良いのかも知れません。あとは、お財布と相談でしょうか。
(※画像は本文とは関係ありません)