どうも、taka :a です。空前のエスニックブームも落ち着いてきましたが、まだまだ根強いファンも多く、その中でも人気なのが “酸っぱ辛い” トムヤムクン。今回のカップ麺アレンジレシピ第3弾は、日清食品「カップヌードル トムヤムクンヌードル」を使ったレシピを紹介します。
不動のエスニックヌードル「トムヤムクン」
「カップヌードル トムヤムクンヌードル」とは、現在から遡ること約6年前の2014年4月14日に発売されたカップラーメンで、海外現地法人・タイ日清が開発に協力した本格派。発売当初は日清食品の販売計画を大幅に上回る結果となり、発売からわずか8日後の4月22日に出荷停止(一時販売休止)が発表されたことでも話題になりました。
その後、関東甲信越・静岡県限定で販売を再開し、ようやく供給に目処が立ったのは2015年2月23日。レモングラスとライムリーフの香りを効かせた別添のトムヤムペーストはそのままに、いくつかのマイナーチェンジを経て、2018年4月2日のリニューアルから新製法のパクチー(コリアンダー)を導入し、そこが現時点での最終リニューアルとなっています。
もちろんノーマルのまま食べても抜群に美味しいのですが、今回は “もっと美味しくなる” ちょい足し系のアレンジを紹介ということで、まず一つ目に使う素材がパイナップル。
なにも皮ごとパイナップルを買ってくる必要はないのですが、シロップ漬けのパイナップルだけはゼッタイにダメ。以前、缶詰の甘いパイナップルを使ってみたところ、ちょっと救いようがない感じになってしまったので、人工的に甘くないパイナップルを用意してください。たとえば夕方以降のスーパーなど、カットフルーツコーナーで半額になった見切り品とかでも構いません。
あらかじめカットされたパイナップルを使用する場合、そのままのブロック状で入れると大き過ぎるので、上記のように薄くカットしておくと食べやすくてオススメです。あとは「カップヌードル トムヤムクンヌードル」を通常通りに調理して、スライスしたパイナップルをトッピングするだけなのですが、トムヤムクンヌードル最大の魅力にして唯一の欠点が別添のトムヤムペースト。
これはインドネシアのカップ麺や袋麺にありがちなことで、かなりペーストが出しにくくなっているのが難点。したがって小袋を開封する際は、真横にズバッと封を開け、中身を箸で掻き出すのが手っ取り早くてオススメです。中身を溶かし終わったら、食べやすいサイズにスライスしておいたパイナップルをトッピングしてください。
「トムヤムクンヌードル×パイナップル」
否応なくパイナップルは加熱されるため、たとえば酢豚にパイナップルが極端に苦手な方にはオススメできないのですが、麺が見えないほどパイナップルを敷き詰めてもスープの味が激変することはありません。特にトムヤムクンヌードルのスープは酸味が強いので、前半のスープは微動だにしませんが、だんだんとスープのカドが取れ、深みが増してゆくのを実感していただけるはず。
今回は薄く広めにカットしましたが、針生姜よろしく細めに切るのもオススメ。パイナップルの本体が口に入ってきた時のインパクトは凄まじく、熱と辛さでパイナップルの酸味が強調され、そのトロピカルな甘酸っぱさが酸っぱ辛いトムヤムクンスープにベストマッチ。麺を食べ終わる頃にはスープにパイナップルが馴染んでいるので、いつもと違う本格感が味わえますよ。
「トムヤムクンヌードル×コーヒーフレッシュ」
いくらオススメされても温かいパイナップルは想像しただけでも無理!! という方は、コーヒーに入れるミルクもどきを用意してください。ご存知の方も多いかと思いますが、コーヒーフレッシュは植物油脂が主成分となっていて、常温保存不可能な牛乳は入っていません。しかし、土台となるのは加工食品の代表格ともいえるカップ麺、両者の相性は悪くないのです。
ふつうに調理した「カップヌードル トムヤムクンヌードル」に市販の「コーヒーフレッシュ」を入れるだけの “ちょい足し” アレンジで、上記の画像では向かって右半分にコーヒーフレッシュを回しかけています。オススメの数は、1個あたり5mlなら2個がベスト、多くても3個まで。
もちろん各位お好みに合わせて調節していただいて問題ないのですが、1個だと目立った効果が得られず、3個以上入れてしまうと “植物性油脂クリーミング食品” 特有の舌に纏わりついてくるような感覚が鼻に付くかもしれないので、まずは2個を基準に試してみてください。ココナッツミルクがベストではあるものの、利便性とコスパを思えばまんざらでもないですよ。
「とにかく入れてみる!!」
「加熱したパイナップルは無理」「コーヒーフレッシュは苦手」という場合は、もちろん無理をする必要はありません。しかし、百聞は一見に如かず。特にパイナップルはオススメしたいアレンジなので、すこしでも大丈夫そうなら試してみてください。他にも「トムヤムクンヌードル」を美味しく食べる方法があるので、またコチラで紹介したいと思います。