ファンケルは12月17日、小学生用のスキンケア「クリアアップシリーズ」を発売します。発売に先駆けて報道陣向けに開催された「ファンケル 小学生向け新スキンケア 発表会」で、新商品の魅力を聞いてきました。
小学生の肌は一見きれいだが水分・油分のバランスが悪い
つるんとなめらかな小学生の肌は、毛穴やくすみなどに悩まされる大人の肌よりも健康的かつ美しく見えますよね。でも、実際の小学生の肌は、水分・油分のバランスが悪く乾燥しており、肌トラブルが起きやすい状態なのだそう。
ファンケルが大人の肌と小学生以下の肌の水分量・皮脂量を測定したところ、大人の肌と比較して小学生以下の肌は水分量が3分の1、皮脂量は5分の1と非常に少ないことがわかったといいます。
「クリアアップシリーズ」の起案メンバーの一人であるファンケル 総合研究所 研究員の山田優里菜氏によると、肌の水分と油分が不足していると、バリア機能が低下することでダメージを受けやすい肌状態になってしまうとのこと。日常的に浴びている紫外線などによる酸化ストレスも受けやすくなるので、肌の水分・油分の量は肌の抗酸化力に影響を与えるといいます。
そこで、肌の炎症を抑える働きを持つ抗酸化たんぱく「DJ-1」の角質層の量を測定したところ、小学生以下の肌はDJ-1の量が大人の肌よりも大幅に少なく、酸化ストレスのダメージを受けやすい(抗酸化力が低い)ことが判明したのだそう。
小学生の肌は見た目がきれいなので「ケアは不要」と思われがち。実際に小学生のスキンケア利用率は約2割と「スキンケア空白地帯」になっていますが、測定結果を見ると小学生こそスキンケアで肌を守ることが必要なようです。
敏感な小学生の肌をケアする「クリアアップシリーズ」
炎症を起こしやすい小学生の肌をケアするためにファンケルが開発した「クリアアップシリーズ」のラインアップは、洗顔料「クリアアップ 泡洗顔料<医薬部外品>」と保湿ジェル「クリアアップ ジェルミルク<医薬部外品>」。
洗顔料・保湿ジェルともに、赤ちゃんの体を守るために母乳にも含まれており乾燥による肌ダメージを抑えるファンケル独自機能成分「ポリアミン」をはじめ、肌をうるおす「グリセリン」や肌バリアをサポートする「セラミド」など、小学生の肌に足りないものを補いながら健やかな肌の成長をサポートする成分を厳選して配合。
また、肌荒れやニキビ予防にアプローチする有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合し、ニキビのできにくい肌に導くといいます。
各商品の詳細は以下の通り。
そして、この「クリアアップシリーズ」は私立桐蔭学園小学校の児童の意見も反映されており、発表会には児童14名が登壇。「私たちが考えた商品がお店に並ぶなんて嬉しいです」「講座のなかで一生懸命で考えたので、良い商品ができたと思います」という声があがりました。
なお、「クリアアップシリーズ」は12月4日より、ファンケルオンライン、一部直営店舗(※)、楽天にて先行で販売されています。また、2025年春には小学生向けの日焼け止めも発売予定です。
※横浜タカシマヤ店・横浜西口店・そごう横浜店・西武東戸塚店・京急上大岡店・ららぽーと横浜店・たまプラーザ東急店・横浜関内店