3人の男の子を育てるユウさんが、妻の妊娠をきっかけに、だんだんパパへと成長していく過程を思い返しながらつづる、本連載。第1回は「最初の情熱、忘れずに」です。


初めての子。妻の妊娠が分かった時、うれしくてうれしくて、私は舞い上がっていました。

仕事を終え、会社から飛んで帰ると「おなか、大丈夫か? 座って座って」と大騒ぎ。ともかく妻の体とおなかの子が心配でした。

とにかく何かやれることはないかと、妻の周りをウロウロ……。

しかし、妊娠初期、男にやれることはほぼ無いらしいです。妻の体、おなかの赤ちゃんのことを思うと、「何かやりたい!」という思いは強いんですけどね。

一方で、しばらくするとだんだん体が思うように動かなくなり、家事が大変になる妻(私は、この状況に気づいていませんでした)。そんな妻が、洗濯を終えてリビングに戻ると……。

妻が大爆発! 当時の私は、「えええ?? 何かした!?!?」という心境でした。

妊娠初期は「大丈夫? 手伝おうか?」と大騒ぎするものの、多くの男性の場合、しばらくすると日常に戻ってしまいがちです。本当に気遣ってほしいのは、少しおなかが出てきて、体調が変わる頃のよう。世のプレパパのみなさん、タイミングを間違えないように、そして、最初の情熱を忘れずに……!

ユウ

男の子3人のパパ。不器用なので、いろいろな失敗を繰り返しながらも、フルタイムで働く妻とともに仕事・家事・育児に奮闘中。3人育てていると少しずつ、家事・育児のコツが分かってきた? 気がします……。
自身のブログ「不器用男の子育て日記123」で育児漫画を更新中。