OS搭載の液晶ペンタブレット「Cintiq Companion」が手元に届いた時の第一印象は、「思ってたより重いかも」というものでした。それは、これまで使っていた「Cintiq 13HD」の感覚になれていたからであり、それよりも厚く、重量が増したCintiq Companionの本体は、ずっしり重く感じたのです。
ところがいざ使い始めてみると、気安く扱えるのは「Cintiq 13HD」でなく「Cintiq Companion」の方。13HDと違い、パソコンにつなげるためのケーブルを必要としないので、ひょいと膝の上に置いて使ったり、ちょっと片手で保持して描いてみたりとか自由自在。 あ、もちろん「片手で保持」といっても、よくiPadを持つような塩梅では無理ですよ。ひじの内側に本体を乗せて、前腕で画面を裏側から支え、本体上部を裏側から掴んで持つ感じです。この持ち心地がどことなく画板に似てるんですよね。
「Cintiq」の名を冠しているだけあって、巷にあるペン対応Win8タブレットとはペンの精度も比較になりません。正直これをさわりはじめてから、他のタブレット機は「メモ書き」用途のペンであって、画材としてのペンではないのだなぁという気持ちが芽生えてしまいました。
いいなぁ、この画板感覚。欲しくなるなぁ、これは。