さて、いよいよ今回をもってこの連載も最後となりました。
正直、実際に使ってみるまでは、「高性能PCに液タブとしてつないで使うことのできるCintiq Hybridの方がいいかなー」と思う気持ちがあったんですが、25日間ともに過ごして、単体で完結できる良さがヒシヒシと身に染みている次第です。
ずばり欲しい。
返したくない。
(※今回はこの連載企画のためにCintiq Companionをお借りしました!)
この先も旅先でマンガ描いて遊んだりしようと思うと、これはもう絶対的に唯一無二のアイテムだ! という感がすごいのです。
でも返さなきゃいけない。
じゃあ買うか……?
とはいえ、そろそろ発売から1年が経とうとしており、しかもCPUは1.5世代ほど前のもの。それでこの本体価格(約18~24万円)ですから、なかなか手が出しづらいというのも正直なところ。
そんなわけで、「もしこんな風にアップデートされてくれたら、もう即座に銀行の定期預金を解約して注文しちゃうぜ!」的な妄想をつづって最後を締めくくりたいと思います。
まずなんといっても、既定路線としてCPUのアップデート。今でいうなら、Haswell Refreshの搭載は必須項目です。やはり単体で完結するデバイスだけに、可能な限り入手時点の最高性能を選びたい。
そして軽量化と薄型化。現行の13HDクラスにまで行ってくれたら最高です。特に重量をなんとかもうちょっと……。
それらに相反する要素なんですけども、できれば防塵防滴化も望みたい。難しければ、「吸排気口クローズ時(防滴状態時)はCPUの動作クロックに制限がかかる」とかでもいいのでこれもなんとかひとつ。
あと、電源スイッチをスライドスイッチ化したり、確認がおっくうな場所にあるインジケーターを正面に配置しなおしたり、USBポートを左側面にも設けることで左手サブデバイス使いやすくしたり、ファンクションキーも可能な限りいっぱいつけようよとか、Windowsボタンはいらないからカスタマイズさせてよとか、色々と。
あ、そうそう、モバイル絵描きマシンとしては、やはりシガーソケットからの充電もサポートして欲しいところです。そうしたらバイクでキャンプ旅しても充電できるし!
そもそも、これの後継機種は出るのだろうかという不安もありますが……。
通帳を握りしめてお待ちしておりますので、どうかよろしくお願いしますワコムさん!