はじめまして、パソコン書界隈でなにかと書き物をしているきたみと申します。6月23日~29日までの1週間、アメリカ コロラド州で行われる『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』というレースがありまして、それに出場する友人を応援するために、アメリカ入りしたホテルでこの原稿を書いてます。

原稿を書く相棒は、ワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq Companion」。イラストを描くのも、本文原稿を書くのも、すべてこの液晶ペンタブレットとBluetoothキーボードのみで行っています。

もともとの起こりは、上記のレース応援にかこつけて、「じゃあその後ラスベガスに飛んで、グランドキャニオンとかルート66なんかを、レンタルバイクでツーリングしてきたらすごく楽しいんじゃないか?」と思ったことでした。

そんなことをするんだったら、せっかくだから、これは是非リアルタイム更新で漫画を描いたりするべきだ。よーし、手元にあるWindows8タブレットがペンに対応してるから、これを持っていってバリバリ更新してやるぜ!

と、思いましてね。試しに4コマをいくつか描いてみたんですよ。

さすがにCPUがIntelのAtom Z3770なのは伊達じゃない。ちょい非力……。描けないことはないけどつらい。しかもペンの精度もひどい。「連続更新するぜ」と意気込むにはこれもちょっと心許ない。

でも連続更新やりたいなー、どうにかなんないかなーと。

そこで、色々考え抜いた結果、冒頭のイラストのようにCintiq Companionを旅のおともとして連れていくことにしたんです。

リアルタイム更新については、『ブルルンバイク日記 PPIHCとRoute66ツーリング編』と題して連載を行っています。

一方、こちらではその舞台裏というか、実際に絵日記描き環境として持ち出した「Cintiq Companion」との20日間(レース期間+ツーリング期間)の中で抱いた、様々な印象のあれこれを、ショートレビューという形でお届けしたいと思います。

普段自宅では、デスクトップPC(CPU:Intel Core i7 4770K、メモリ:12.0GB)+27インチディスプレイ+Wacom Cintiq 13HDという環境で仕事をしているので、それとの比較も交えながら書いていければと。

ちなみにレビュー一発目は…えっと文字数が尽きたので、

MacBook Pro 15インチ対応のリュックだったら、専用品?ってくらいにすっぽり収納できるんですよ!おかげでカバン探しに困らなくて助かります!

とだけ叫んでおきます。