ライダースジャケットをはじめとするレザーブルゾンは、秋に活躍するアウターとして人気であることは周知のとおり。レザー特有の質感から高級感や男らしさを演出できるため、一味ちがう着こなしが成立するから。
ところがレザーの素材や合わせ方次第では、主張が強すぎてしまいますよね。特に我々40男にとっては、ハードすぎるレザーの着こなしは悪目立ちしてしまうかも。
今回はレザーブルゾンを上品な大人の着こなすコツを、『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者が解説します。
「柔らか」な質感を選ぼう
レザーブルゾンと一口に言っても、革の種類やなめし方で印象はガラッと変わります。いかにも硬い革が印象のカウレザーは、おしゃれ上級者やバイクに乗るライダーの方には向いていますが、上品に着こなすにはハードルが高いもの。
着こなしに迷っている初心者にとっては、シープやディア、またはカーフと呼ばれる生後6カ月までの仔牛が選びやすいはず。
また最近では「人や社会、地域、環境などに優しい」といったエシカル消費というコンセプトから、エコレザー(人工レザー)という選択肢もひとつです。エコレザーは、その性質から柔らかい質感になるので上品な着こなしに向いています。
ちなみに色合いについては、黒やグレージュといった色合いが上品な大人の着こなしを簡単に仕上げてくれるはず。ブラウンもOKですが、人によっては渋くなりすぎるため吟味が必要です。
「きれいめ」パンツで合わせよう
コーディネートを考えるとき、レザーブルゾンの主張に負けないよう色落ちが激しいジーンズを選びがち。これでは上品というよりやさぐれた印象に見えかねませんよね。
そこでデニムを合わせるならば色落ちがないものを合わせたいところ。
またもっとドレス感を高め、上品見えさせるならば、黒や紺などきれいめパンツがおすすめ。なかでも清潔感を出しやすいイージースラックスは、柔らかなレザーブルゾンを大人っぽく仕上げてくれます。
レザーとパンツの色をダークカラーで引き締める場合、インナーに白を持ってくることで全身を明るくすることでシンプルながらも清潔感ある印象です。
足元についてはスニーカー合わせでカジュアルにしたいところですが、お顔の雰囲気に渋みがある方は、スニーカー姿が締まって見えないもの。その場合、シンプルなデザインのショートブーツで合わせてみてください。
たとえブーツであったとしてもレザー自体が柔らかであれば主張が強すぎることはありません。
気分的にレザーブルゾンが気になっている大人の方は、「レザーの質感」と「着こなし」で、今年は上品な着こなしを楽しみましょう。