真冬の防寒に重宝する手袋。冷える手先を守るため、この季節に欠かせない冬小物のひとつです。スマホ対応の便利なものやスタイリッシュなデザインも手ごろな価格でよく見掛けます。
ですがカジュアルファッションが主流の今、手袋の選び方や合わせ方を間違えてしまうと、途端に子どもっぽく見えます。
カジュアルな格好に手袋を取り入れるには工夫が必要なのです。今回は「大人のNGな手袋選び」について『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者がお伝えします。
手袋は小さめを選ぶべし
手袋は衣類と異なり、必ずしもサイズに幅がある訳ではなく、フリーサイズ展開のものをよく見かけます。
手が大きい方は問題ないですが、人によっては手袋が大きすぎ、だらしなく見える原因となります。大きすぎると、たるんだ生地が伸びきったように見えるのです。
特にニット生地や革素材の手袋は、セーターや革靴のように伸びてきます。元から大きすぎるのに、さらに伸びてしまいます。
手袋は指全体がフィットするような小さめを選びましょう。また、手に合うサイズを見つけられない場合、シンプルなデザインのウィメンズモデルをお勧めします。意外と女性用がジャストサイズな場合が多いのです。
手袋は全身の色数で選ぼう
アウターによって手袋を使い分ける人もいます。価格がさほど高いものではないため、複数持ちしているのです。冬は全身が暗い印象に陥りがち。その場合、明るい色の手袋で全身を華やかに見せましょう。
例えば、黒・グレー中心の格好に、挿し色として白を選ぶと印象が変わります。
一方、コートが明るい色の場合はシンプルな単色タイプが大人っぽく見えます。特に全身の色数が4色以上あるようでしたら、靴やマフラーの色に合わせた単色の手袋が全身になじむでしょう。
注意点として、カラフルな手袋は単体でみるとおしゃれですが、コーディネートの難易度が高いためコーディネートに自信がない人にはあまりお勧めできません。